「桜の開花宣言が発表されました!」

というのをニュースで見たり聞いたりしますよね。

「開花宣言って誰が出すの?」

と、疑問に思ったことはありませんか?

私も、今までは何気なく流していましたが、ある時ふと気になりました。

だって、開花宣言があると、周りのみんなが一斉に「桜!桜!お花見!お花見!」と言い出しますよね。それほど、桜の開花宣言は日本人にとって、意味のあるものだと思うのです。

そこで、今回は、開花宣言は誰が出すのか、桜の開花予想や満開予想とは違うのか、などについてお伝えします。

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開花宣言とは

桜が開花した
開花宣言とは、気象庁が標本木としているソメイヨシノが開花したことを発表するものです。気象庁では、標本木で5~6輪以上の花が咲くと、桜の開花を発表します。

ちなみに、開花の発表の基準となる標本木は、各気象台や測候所が定めています。47都道府県の各所にありますが、気象台の敷地内にあったり、公園の中にあったりと、さまざまです。

例えば、兵庫県の標本木は、神戸市の王子動物園の中にあります。

誰が出すの?

気象庁が出します。ですが、厳密に言うと、気象庁が発表しているのは開花宣言ではないのです。気象庁が発表しているのは、あくまでも開花した、ということです。

気象庁が「開花宣言します!」と言っているわけではありません。

「開花したよ!」と発表したことを、メディアがニュースなどの見出しとして、開花宣言と表現しているのです。

冒頭の部分では「桜の開花宣言が発表されました!」という表現にしました。が、正しくは「桜の開花が発表されました。」という表現になります。細かくてすみません^^

桜の開花予想や満開予想とは違うの?

満開の桜
開花宣言は、桜の開花予想や満開予想とは違うものです。では、桜の開花予想と満開予想についてそれぞれ見てみましょう。

桜の開花予想や満開予想とは

桜の開花予想

桜の開花予想とは、開花の予想のための標本木とされているソメイヨシノのつぼみが開く時期を、気象庁が予想しているものです。

その後、標本木が実際に開花すると、気象庁の開花状況に記録されていくことになります。この最初の日が、開花日です。繰り返しになりますが、開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が開いた状態となった最初の日のことをいいます。

桜の満開予想

桜の満開予想とは、標本木で約80%以上のつぼみが開いた状態となった最初の日のことをいいます。

一般的には、桜が開花してから、約1週間程度で満開になるといわれています。

引用:気象庁・さくらの開花日と満開日の観測方法と等期日線図(平年)

標本木で5~6輪以 上の花が開いた状態となった最初の日
標本木で約 80%以上 のつぼみが開いた状態となった最初の日

気象庁・さくらの開花日と満開日の観測方法と等期日線図(平年)より引用→
http://www.data.jma.go.jp/sakura/data/sakura2012.pdf

桜の開花予想のための標本木は、全国に約900か所ある桜の名所にあります。この標本木のデータをもとに、気象予測技術でコンピュータを使って予想します。

気象庁では、毎年12月~6月までさくらの開花状況と、さくらの満開状況を公開しています。どちらも、1日に3回も更新されていますので、チェックしてみて下さいね。お花見の計画を立てる時の参考になりそうですよ。

さいごに

桜が満開
今回は、開花宣言は誰が出すのか、桜の開花予想とどう違うのか、などについてお伝えしました。

最近では、民間の企業が気象情報を発表するようになり、その精度もどんどん高くなっているようです。

でも、やはり「桜が開花したよ!」と発表するのは気象庁なんですね。

なんとなく安心感を覚えたのは私だけでしょうか…^^