友人のお家で、根菜とチキンときのこのお鍋をごちそうになりました。寒い季節は、根菜レシピでパワーアップしたいですね。今回は、根菜の栄養などについてお伝えします。
根菜とは?

根菜の種類
根菜というと、根っこを食べる野菜だと思われがちですが、実は根っこだけではなく、茎などを食べるものも含まれます。根菜には、次のような種類があります。
- 根を食べるもの
- 地下茎を食べるもの
- 地下鱗茎を食べるもの
難しく感じますが、簡単に言うと、根菜とは地中にできた部分を食べる野菜の総称です。食べる部分別に、根菜の代表的なものを挙げてみました。
食べる部分別の代表的な根菜
根を食べるもの
大根・人参・かぶ・さつまいも・ごぼう
地下茎を食べるもの
ショウガ・じゃがいも・れんこん・里芋・くわい
地下鱗茎を食べるもの
たまねぎ・らっきょう・ニンニク
などです。どれも、パワーが出そうなイメージがありますよね。
根菜の栄養は?

根菜にはさまざまな栄養素が含まれていますが、その中から2つの栄養素と働きを挙げてみましょう。
根菜に含まれる2つの栄養素とその働き
1:食物繊維
食物繊維は、体内の老廃物を排出してくれる働きがあります。また、満腹感が得られることから、食べ過ぎを防いでくれる効果も期待できます。
2:ジアスターゼ
ジアスターゼは、消化酵素です。胃で糖の分解を促す働きをします。ただし、加熱するとその働きは弱くなりますので、ジアスターゼの働きを活かすためには、大根おろしなどでそのまま食べるのがおすすめです。
根菜は太るなんて嘘だよ!
「根菜は太るなんて嘘だよ!」これは、声を大にして言いたいことです。根菜というと糖質が多いので太ると言われることがありますが、そんなことはありません。
根菜には食物繊維が豊富で、食べ応えのあるものが多いので、満足感があります。しかも栄養がギュッと詰まっているので、どちらかというと、ダイエット中には積極的に食べたい野菜です。
例えば、私が、友人のお家で食べたようなお鍋なら、とってもヘルシーです。チキンときのこも入れて、チゲ鍋にしたので、ポカポカと温まって大満足でした。最後は、リングイネみたいな平たいうどんを入れて…とっても美味しくいただきました!
冬こそ根菜を食べましょう!
今回は、根菜の栄養などについてお伝えしました。根菜類は、身体を温めてくれるので、冬こそ根菜を食べてパワーアップしましょう!
余談ですが、大根の葉は、干して乾燥させてからお風呂に入れると、疲労回復の入浴剤にもなるそうですよ!ポイントは完全に乾燥させることです。刻んで、お茶パックや布袋やなどに入れて浴槽に入れるだけです。