7月7日の七夕の日には、日本各地で七夕飾りが飾られます。
あなたは、七夕飾りの意味をご存知ですか?
また、七夕飾りが全部で何種類あるのか、気になったことはありませんか?
今回は、七夕飾りの意味や種類について調べてみました。
一気に紹介しますので、チェックして下さいね。
七夕飾りの意味は?何種類?

七夕飾りの意味を調べるにあたって、まず、何種類の七夕飾りがあるのかを調べてみました。
すると、想像していた以上にたくさんありました。
その数、なんと20種類です。
数が多いので、さっそくザザッと七夕飾りを見ていきましょう。
七夕飾り20種類の意味
七夕飾り20種類の意味を順番にご紹介しますね。
1:笹の葉
- 邪気や災いを追い払って寄せ付けないように。
- 邪気や災いから守ってくれますように。
2:短冊
- 習字や学問などが上達しますように。
五色の短冊には、願いごとや、「七夕」、「天の川」という文字を書きます。
短冊の色によって意味が変わるので、願いによって短冊の色を選ぶのが良いですね。
それぞれの色の意味は次の通りです。
- 青(緑):人としての徳を積む
- 赤:ご先祖様や両親へ感謝をする
- 白:決まりや与えられた義務を守る
- 黄:友人や知人を信頼し、大切にする
- 紫(黒):学問の成績向上
3:紙衣(かみころも・かみこ)
- 裁縫が上手になり、一生着るものに不自由しませんように。
- 子供が健康に育ちますように。
病気や災いの身代わりの意味もあるんですね。
七夕飾りでは、一番上に飾ります。
昔は、母親に教えてもらいながら布で作っていたそうです。
4:織姫と彦星

- 織姫と彦星のように、末永く一緒に、仲良くいられますように。
5:巾着(きんちゃく)
- お金が貯まりますように。
- 商売が繁盛しますように。
昔は、巾着が財布として使われていたところからきています。
本物の巾着を飾って紐をしっかりと結ぶ、と節約を心掛けるようになるともいわれています。
6:投網(とあみ)・ねじり網・網飾り
- 大漁になりますように。
- 食べ物に困りませんように。
大漁を願うとともに、海の幸をいただけることへの感謝の意味もあります。
7:吹き流し(ふきながし)
- 裁縫や機織りが上手になりますように。
織姫の機織りの糸を表現しています。
五色の吹き流しを飾ると、魔よけの意味にもなります。
8:貝飾り
- 海の幸をたくさんいただけますように。
- 大漁になりますように。
昔は、魚が貴重な栄養源でした。
投網(とあみ)とよく似た願いですね。
9:提灯(ちょうちん)

- 神様やご先祖様に、自分たちの場所を知ってもらえますように。
- 心を照らしてくれますように。
10:屑籠(くずかご)
- 整理整頓ができますように。
- 物を大切にし、節約の心を養えますように。
七夕飾りの屑籠(くずかご)には、七夕飾りを作る時に出た紙屑を入れておきます。
11:折り鶴(千羽鶴)
- 家族が健康で長生きできますように。
昔は、家庭でも七夕飾りをしていました。
その頃には、家族の中の年長者の年齢にあわせて、折り鶴の数を決めていました。
家庭で折り鶴を教えることで、子供は教わる心を養っていたようです。
13: 星飾り
- 星に願いが届きますように。
14:菱飾り
- 天の川をイメージして。
投網(とあみ)や輪飾りを、天の川のイメージとしている場合もあるようです。
15:くす玉

- 華やかで美しいので。
七夕飾りのくす玉は日本独特の形です。
昭和21年頃から飾られるようになりました。
中国では、魔よけの意味で、くす玉に薬草を入れます。
16:輪飾り
- みんなの夢が連なって、いつまでも繋がっていきますように。
輪飾りの形のように、みんなの夢のつながりを意味しています。
17:三角つなぎ・四角つなぎ
- 裁縫が上手になりますように。
昔の七夕では、三角や四角い布を飾りに使っていたことからきています。
18:野菜
- 神様やご先祖様へのお供え物として。
- 習い事が上達しますように。
もともとは、野菜をお供えして詩歌を楽しんでいたところから、習い事の上達を願うようになりました。
19:金魚

- 大漁になりますように。
- 海の幸をたくさんいただけますように。
投網(とあみ)や貝飾りの意味と同じですが、なぜ金魚なのか不思議です。
20:すいか
- 今年も豊作になりますように。
意外な意味ですね。
でも、昔は七夕が旧暦だったことから、稲刈りの前に豊作を願ったんでしょうね。
他にも意外な七夕飾りがあるらしい?!
意外な七夕飾りがあるらしく、驚きました。
意外な七夕飾りは、次のようなものです。
- アイスキャンディー
- 星人形
- 牛
七夕飾りも、時代に合わせてどんどん進化しているのでしょうか^^
まとめ
今回は、七夕飾りの意味や種類についてお伝えしました。
種類が多くて、一気にザザッとご紹介しました。
あなたがご存知のものは、何種類あったでしょうか。
今年は、七夕飾りを作って、笹と星に願いを届けませんか?