煎りぬか(いりぬか)の作り方というと難しいイメージがあるかもしれませんね。
でも実際に作ってみると驚くほど簡単です。
ちょっとしたコツや保存方法もしっかりと押さえれば、使い方の幅がどんどん広がりますよ。
煎りぬかの作り方、あなたもぜひマスターして下さい。
目次
煎りぬかの作り方・準備

煎りぬか(いりぬか)の基本的な作り方をご紹介します。
まずは、下記の通り、材料の米ぬかと用意するものを準備して下さい。
材料
米ぬか:適量
出来る限り新鮮な米ぬかを使いましょう。
用意するもの
- フライパン又は鍋
- ヘラ
- 保存容器
フライパンは、鍋で代用しても大丈夫です。
どちらかといえば煎る工程はフライパンの方が簡単ですが、鍋でも焦げないように気をつければ、煎りぬかを作ることができます。
ちなみに、私の場合はいつもテフロン加工の小さな片手鍋を使用しています。
保存容器は、すぐに使うならペットボトル、すぐに使わないならチャック付き保存袋がおすすめです。
続いて、煎りぬかを作る手順を見ていきましょう。
炒りぬかの作り方・手順
- フライパンに米ぬかを入れる
- コンロに火をつける
- 香りが立つまで2~3分煎る
- 香ばしい香りが立ってきたら火を止める
- 十分に冷ます
- 冷めたら保存容器に入れる
1~6の手順通りに作っていきます。
1:フライパンに米ぬかを入れる

冷たい状態のフライパンに、生の米ぬかを入れます。
2:コンロに火をつける

コンロに火をつけたら、弱火にします。
米ぬかは油をひかずに煎るので、焦げないように必ず弱火にしましょう。
3:香りが立つまで2~3分煎る

米ぬかが焦げないようにヘラでよくかき混ぜながら2~3分煎りましょう。
しばらくすると甘い香りが立ってきます。
ところで、「煎りぬか」と「炒りぬか」の違いは何だかご存知でしょうか。
実は、ただの漢字の違いだけです。
「炒りぬか」でも間違いではありませんが、油をひかずに水分を飛ばすという意味では「煎りぬか」がふさわしい漢字だといえますね。
ご参考までに^^
4:香ばしい香りが立ってきたら火を止める

米ぬかが少し色づき、香ばしい香りが立ってきたら火を止めます。
5:十分に冷ます

出来上がった煎りぬかは、十分に冷まします。
すぐに保存容器に入れずに、必ず冷まして下さい。
6:冷めたら保存容器に入れる
煎りぬかが冷めたら、用意しておいた保存容器に入れます。
煎りぬかの出来上がりです!
煎りぬかの作り方は簡単ですね。
さらに、ちょっとしたコツを押さえればより簡単に作ることができます。
煎りぬかの作り方のコツ
煎りぬかの作り方のコツは、次の3つです。
- 最初は少量から作る
- 弱火でまんべんなく混ぜる
- 甘く香ばしい香りが立って来たら早めに火を止める
煎りぬかは焦げやすいので、最初は少量から作るようにします。
フライパンの大きさにもよりますが、大さじ5~6杯程度を目安にして下さい。
そして、煎りぬか作りに慣れてきたら、一度に作る量を増やすようにしましょう。
コンロに火をつけたら、弱火のままヘラでまんべんなく混ぜます。
フライパンに当たる部分がムラにならにように、こまめに混ぜるのがポイントです。
甘く香ばしい香りが立って来たら、早めに火を止めましょう。
煎りぬかは、油断をするとすぐに黒っぽく焦げるので注意をして下さい。
3つのコツを押さえれば、美味しい煎りぬかが出来上がりますよ♪
美味しい煎りぬかが出来上がったら、保存方法もしっかりと押さえておきましょう。
煎りぬかの保存方法
煎りぬかの保存方法は、冷蔵保存または冷凍保存です。
できるだけ密封状態で保存容器に入れて保存しましょう。
冷蔵保存なら約1週間、冷凍保存なら約1~2ヶ月保存することができます。
私の場合、すぐに食べる煎りぬかは、ペットボトルに入れて冷蔵庫で保存しています。
米ぬかの保存方法についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
まとめ

今回は、煎りぬかの作り方をご紹介しました。
食用の米ぬかは、煎りぬかにするのが基本です。
ちょっとしたコツや保存方法もしっかりと押さえて、米ぬかを生活のさまざまな場面で使ってみて下さいね。
米ぬかの使い道についてのこちらの記事もおすすめです。