ぬか床の唐辛子(鷹の爪)の入れ方がわからないということはありませんか?

ぬかにゃん

唐辛子の種を取って入れるのかどうかがわからないにゃん。

また、唐辛子(鷹の爪)を丸ごと入れるのと、刻んで入れるのではどっちが良いのか…。

いろいろ悩みますよね。

そこで今回は、ぬか床の唐辛子(鷹の爪)の入れ方についてお伝えします。

米ぬか美優

ぬか床の唐辛子の入れ方について詳しくご紹介しますね。

これからぬか漬け作りを始めるなら、ぜひ参考にしてください。

ぬか床の唐辛子の入れ方

ぬか床の唐辛子の入れ方文字入り

ぬか床の唐辛子(鷹の爪)の入れ方は、とっても簡単。

私のおすすめは次の入れ方です。

  1. 唐辛子(鷹の爪)のヘタを取る
  2. 種を取り除く
  3. 輪切りまたは粗みじん切りにする
  4. ぬか床に入れる
  5. ぬか床をよく混ぜてなじませる

基本はぬか床を作る時に他の材料と一緒に入れる

ぬか床の唐辛子(鷹の爪)の入れ方は、基本的にぬか床を作る時に、他の材料と一緒に入れるだけ。

また、足しぬかをする時にも他の材料と一緒にぬか床に入れるだけです。

細かい入れ方はさまざま

とはいえ、唐辛子の細かい入れ方は人によってさまざまです。

例えば「種を取るのか」、「丸ごと入れるのか」などなど…。

それぞれの入れ方の違いによって、味などにも多少の違いが出ます。

では、唐辛子(鷹の爪)の細かい入れ方の違いを順番に見ていきましょう。

唐辛子の種は取る?

唐辛子と種

ぬか床に唐辛子(鷹の爪)を入れる時、唐辛子の種はできれば取りましょう。

もちろん、唐辛子の種を取らずに入れても特に問題はありません。

でも、種があることでぬか床にメリットがあるとはいえません。

種を取らないとぬか漬けが辛くなる説も

ちなみに、唐辛子の種を取らないままぬか床に入れると、ぬか漬けが辛くなるという説もあります。

でも唐辛子の辛味成分は、主に「胎座(たいざ)」と呼ばれる部分に多く含まれています。

種の部分に含まれる辛味成分はそれほど多くないのです。

ですので、種を取らずに入れてもそれほど辛くはならないでしょう。

ぬかにゃん

あれっ?種は取るの取らないの?

種を取るか取らないかは好みによる

ぬか床に唐辛子を入れる時に種を取るか取らないかは好みによります。

個人的には、唐辛子の種は取ることをおすすめします。

というのも、唐辛子の種を取らずに入れると、ぬか床の味に雑味が出る感じがするからです。

他の料理を作る時にも同じことがいえますね。

米ぬか美優

ですので、唐辛子の種は取ることをおすすめします。

できれば、ヘタを取る時に種も取ってしまいましょう。

では、唐辛子(鷹の爪)は丸ごとか刻むかどっちが良いのでしょうか。

唐辛子は丸ごとか刻むかどっちが良いの?

唐辛子が入った白菜のぬか漬け

唐辛子は、刻んで入れた方が丸ごと入れるよりも辛味が増します。

ぬか床の辛味を多くしたい場合は刻んで入れる

ぬか床の辛味を多くしたい場合は唐辛子を刻んで入れましょう。

反対に、ぬか床の辛味を控えめにしたい場合は、丸ごと入れます。

「それなら、辛いのが苦手な場合は唐辛子を入れなければ良いのでは?」

と思うかもしれませんね。

でも、ぬか床に唐辛子を入れるのにはちゃんとした理由があるのです。

ぬか床に唐辛子を入れる理由の一つは味を引き締めるため

ぬか床に唐辛子を入れる理由の一つは、味を引き締めるためです。

もし、唐辛子を入れなければどうなるでしょうか。

ぬか床自体も、ぬか床に漬けて作るぬか漬けも、ぼんやりとした味になってしまいます。

ですので、ぬか床の材料として唐辛子(鷹の爪)は基本となります。

ただし、辛いのが苦手な場合は、一度にたくさんの唐辛子を入れないようにしましょう。

ぬか床に唐辛子を入れる理由や量の目安については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ぜひ参考にしてください。

⇒唐辛子でぬか漬けは辛くならないの?ぬか床に入れる量の目安と2つの理由とは?

では、ぬか床に入れた唐辛子はそのまま入れておいて良いのでしょうか。

唐辛子はそのまま入れておいて良いの?

ぬか床の中の糠

唐辛子はそのまま入れておいても大丈夫です。

初めてぬか床を作った時に入れた唐辛子も、本漬けになっても取り出さずそのままにしておきます。

ぬか床の中では、唐辛子が腐敗することもありません。

では、ぬか床に唐辛子を入れるのは一度だけなのでしょうか。

ぬか床に唐辛子を入れるのは一度だけ?

足しぬかの材料全部

ぬか床に唐辛子を入れるのは一度だけではありません。

ぬか床を作る時以外に、足しぬかをする時にも唐辛子を入れます。

また、ぬか床に旨味成分をプラスしたい時にも唐辛子で辛味を追加します。

その後、ぬか床に入れた唐辛子はどんどんぬか床になじんでいきます。

そして、唐辛子の効果は当然薄れていくのです。

そこで、時々ぬか床に唐辛子を追加してあげることが必要になります。

足しぬかのやり方については、こちらの記事の中でご紹介しています。

ぜひご覧ください。

⇒ぬか床の増やし方|手順や頻度は?気を付けるべき注意点もご紹介!

ぬか床の唐辛子の入れ方・種は取る?丸ごとか刻むかどっち?まとめ

今回は、ぬか床の唐辛子(鷹の爪)の入れ方についてお伝えしました。

私のおすすめの唐辛子の入れ方は次の通りです。

  1. 唐辛子(鷹の爪)のヘタを取る
  2. 種を取り除く
  3. 輪切りまたは粗みじん切りにする
  4. ぬか床に入れる
  5. ぬか床をよく混ぜてなじませる

ぬか床に唐辛子(鷹の爪)を入れる時、唐辛子の種はできれば取りましょう。

そして、ぬか床の辛味を多くしたい場合は唐辛子を刻んで入れましょう。

唐辛子は、足しぬかをする時や旨味成分をプラスする時にも入れてくださいね。

米ぬか美優

あなたのぬか床が美味しく育ちますように♪

足しぬかをした後は、こちらの記事もぜひご覧ください。

⇒足しぬか後は休ませるって本当?期間はどれぐらい?ぬか床を美味しく育てるために