ぬか床の増やし方がわからず困っていませんか?

ぬか床で手作りのぬか漬けを楽しんでいると、少しずつぬか床が減ってきます。

そんな時にはぬか床を増やしましょう。

今回は、ぬか床の増やし方についてお伝えします。

手順や頻度、気を付けるべき注意点もチェックして下さいね。

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ぬか床の増やし方は?

ぬか床の増やし方文字入りのぬか床写真

ぬか床の増やし方は、「足しぬか」で増やします。

ぬか床は、使っているうちに少しずつぬか床が減っていきます。

例えば

  • ぬか床に漬けていた野菜を取り出す時
  • ぬか床をかき混ぜるお手入れをした時

など、知らず知らずのうちにぬか床のかさが低くなっていくものです。

ぬか床が減っていくのは当然のこと。

でも、手作りのぬか床を長く楽しむためには、ぬか床が減ってしまうと困ります。

野菜を漬けた時に「あれ?上まで漬からない」なんてことになりかねません。

ですので「足しぬか」でぬか床を増やしましょう。

では具体的にどのようにしてぬか床を増やせばよいのでしょうか。

ぬか床を増やすための足しぬかのやり方を見ていきましょう。

足しぬかのやり方

ボウルに入れた煎りぬか

足しぬかのやり方は、材料を用意して手順通りに行います。

材料の用意ができれば、あとは簡単!

まずは材料を用意しましょう。

足しぬかの材料(基本の分量)

足しぬかの材料

足ぬかの材料は次の3つです。

  • 米ぬか:300g
  • 塩:21g
  • 唐辛子:1、2本

ここでは、もとのぬか床が1kgだと仮定した場合の基本の分量をご紹介しています。

もしも、手元にあるぬか床が2kgだった場合は分量を2倍にして下さい。

唐辛子は、もとの米ぬかをチェックして減っていなければ入れなくても大丈夫です。

また、材料以外に、足しぬかを混ぜるための大きなボウルを用意して下さい。

大きなボウルがなければ大きめの鍋でも代用できます。

ぬか床を増やす機会に、ぬか床容器を見直すのもおすすめです。

ぬか床容器についてのこちらの記事もぜひ参考にして下さい。

⇒ぬか床容器・初心者はどう選べば良いの?3つの基本ポイントを押さえれば安心!

では手順に沿って足しぬかを行いましょう。

足しぬかの手順

足しぬかの手順は次の通りです。

  1. 米ぬかと塩を計量する
  2. 唐辛子は種を取って輪切りまたは粗く刻む
  3. 米ぬか・塩・唐辛子をよく混ぜて足しぬかを作る
  4. もとのぬか床の中に作った足しぬかを入れる
  5. よく馴染むように混ぜる
  6. 軽く押すようにして空気をぬく
  7. 容器の周りについたぬかを綺麗に拭く
  8. 足しぬかをしたぬか床を適温に置いて発酵させる

手順に沿って進めていくだけなので簡単ですね。

ちなみに、ぬか床の適温は20~25℃です。

では上の3の手順を実際の様子でご覧下さい。

実際に足しぬかを作る様子

計量した米ぬかに塩を入れます。

煎りぬかに塩を入れる様子

次に、唐辛子も入れましょう。

炒りぬかに唐辛子を入れる様子

材料を入れたら手でよく混ぜます。

手でよく混ぜる

全体がまんべんなく混ざるようにして下さいね。

これで足しぬかができました。

混ぜた足しぬか

足しぬかを作るのはあっという間ですね。

次に、作った足しぬかをもとのぬか床の中に混ぜます。

全体をよく馴染むように混ぜたら、軽く押すようにして空気を抜きましょう。

容器を綺麗に拭いたら、適温の場所に置きます。

ぬか床の適温は20~25℃ぐらいです。

これで足しぬかが完了しました!

足しぬかをした後は適温20~25℃の場所で保管する

足しぬかをした後は、しばらくそのまま何もせずに適温である20~25℃の場所で保管します。

その後、ぬか床の表面に白く産膜酵母ができてきたら、上下を返すように混ぜて下さい。

乳酸菌が増えてきているので、そろそろ野菜を漬けても大丈夫です。

またいつも通りのお手入れをしながら、手作りのぬか漬けを楽しむことができますよ。

ぬか床を増やすための足しぬか。

どれくらいの頻度で行うのが良いのでしょうか。

足しぬかの頻度は?

ぬか床の中の糠

足しぬかの頻度は特に決まってはいません。

毎日のぬか床管理の中で、様子を見ながら必要であれば足しぬかを行います。

ですので、「ぬか床が減ってきたな」と感じたら早めに足しぬかを行いましょう。

ここまでぬか床の増やし方を見てきました。

足しぬかでのぬか床の増やし方は簡単ですが、気を付けるべき注意点もあります。

確認しておきましょう。

足しぬかをする時に気を付けるべき3つの注意点

全部の材料

足しぬかをする時に気を付けるべき注意点は、次の3つです。

  1. 足しぬかの分量はもとのぬか床の3分の1程度まで
  2. 水分量を確かめる
  3. ぬか床は必ず適温の場所に置く

1:足しぬかの分量はもとのぬか床の3分の1程度まで

足しぬかの分量は「もとのぬか床の3分の1程度まで」に抑えましょう。

一度に多くの足しぬかをすると、それまでコツコツと熟成させてきたぬか床の乳酸菌の量が減ってしまいます。

ですので、足しぬかの分量は1回につき「もとのぬか床の3分の1程度まで」に抑えるように注意をして下さい。

2:水分量を確かめる

足しぬかをしたら、水分量を確かめることも大切です。

ぬか床を一握りつかんで、ギュッと握ってみて下さい。

水分が少しにじみ出るくらいが、ぬか床のちょうど良い水分量です。

この時、水分量が多ければ足しぬかを増やしましょう。

反対に、水分量が少なければ葉物野菜などを漬けておきましょう。

ぬか床は、水分が多すぎるとカビの発生につながることも。

ですので、足しぬかをしたら水分量を確かめて調節するようにして下さい。

足しぬかは、ぬか床の水分量が多くなった時にも行う方法です。

3:ぬか床は必ず適温の場所に置く

ぬか床は必ず適温の場所に置くようにしましょう。

ぬか床の中の菌が元気に活動できるように20~25℃ぐらいの場所に置くのが理想的です。

ぬか床は、温度が低すぎるとぬか床の熟成が進みません。

ぬか漬けを楽しめるようになるまでの時間が長くかかってしまいます。

またぬか床は、温度が高すぎても良くありません。

ぬか床の中の菌が過剰発酵してしまうことがあるからです。

ですので、ぬか床は必ず適温の場所に置くように注意をして下さい。

ぬか床の温度管理については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

ぜひご覧下さい。

⇒ぬか床の温度管理は難しい?冷蔵庫を味方にするコツをご紹介!

ところで、足しぬかをするとしばらく野菜などの食材を漬けずに熟成させることが必要になります。

すると、数日間、手作りのぬか漬けを食べることができなくなります。

それでは困りますよね。

そこで、私がいつもやっているとっておきの方法をご紹介します。

とっておきの方法

用意した別容器

とっておきの方法は、あらかじめぬか床を少しだけ別容器に移しておく方法です。

別容器はフタ付きの密閉容器でも、チャック付きの保存袋でも大丈夫です。

最低限の野菜が漬けられるくらいのぬか床が入る容器を選んで下さい。

別容器に入れたぬか床

足しぬかをしたぬか床が熟成するまでは、別容器で細々と^^

ぬか漬けを楽しみましょう。

別容器に入れたぬか床

冷蔵庫に入りやすい別容器を選べば、夏場の暑い時も便利ですよ。

その後、足しぬかをしたぬか床が発酵して使えるようになったら、一緒に混ぜ込めばO.K.です。

まとめ

作った足しぬか

今回は、ぬか床の増やし方についてお伝えしました。

ぬか床の増やし方は「足しぬか」で増やします。

そして、足しぬかの頻度は特に決まっていません。

「ぬか床が減ってきたな」と思ったら、手順に沿って行って下さいね。

気を付けるべき注意点を守って、大切なぬか床の味を守りましょう♪

足しぬかに使う米ぬかは、生ぬかでも煎りぬかでも大丈夫です。

でも衛生面を考えるなら煎りぬかがおすすめです。

煎りぬかの作り方は、こちらの記事でチェックしてみて下さいね。

⇒煎りぬかの作り方・コツや保存方法もしっかりと押さえたい!