ぬか漬けのぬかとは、そもそも何なのでしょうか。
「ぬか漬けを作ろうと思っているけど、ぬかがどのようなものかわからない。」
「ぬか漬けのぬかは食べられるの?」
そんなあなたへ、今回は、ぬか漬けのぬかについてお伝えします。
ぬか漬けを作るためのぬか床は何からできているのか、あわせてご紹介します。
ぬか漬けのぬかとは
ぬか漬けのぬかとは、米ぬかに塩や唐辛子などの材料を混ぜたものです。
ぬか漬けのぬかは「ぬかみそ」や「ぬか床」とも呼ばれる
ぬか漬けのぬかは「ぬかみそ」や「ぬか床」とも呼ばれています。
米ぬかは、米の外側の部分。
玄米から白米へと精米する時に削り取られる部分が米ぬかです。
米ぬかは、漢字では「米糠」と書きます。
もともと、米ぬかには豊富な栄養素が含まれています。
米ぬかに含まれる栄養素は、主に次のようなものです。
- 脂質
- ビタミン
- ミネラル
- 食物繊維
多くの栄養素が含まれていることから、米ぬかは身体に良い食材として注目を集めています。
このため、米ぬかは昔からさまざまな用途に使われています。
米ぬかについては、こちらの記事でさらに詳しくご紹介しています。
⇒米ぬかとは?糠って何?栄養と魅力たっぷりのスーパーフード!
「ぬか漬けのぬか」は米ぬかの使い道の一つ
米ぬかの使い道として一般的によく知られているのが、ぬか漬けのぬかですね。
米ぬかに塩や唐辛子などの材料を混ぜて作るぬか漬けのぬか。
一般的には「ぬか床」といいます。
「ぬか床」に漬けられた食材は、日本の伝統食であるぬか漬けに。
ぬか漬けのぬかが「ぬかみそ」と呼ばれることから、ぬか漬けは「ぬかみそ漬け」とも呼ばれています。
では、ぬか漬けのぬかは食べられるのでしょうか。
ぬか漬けのぬかは食べられるの?
ぬか漬けのぬかは、食べられます。
とはいえ、ぬか漬けを食べる時にはぬかを洗い流して食べるのが一般的です。
ぬか漬けは洗って食べた方がより美味しくいただけますよ。
昔から伝わる郷土料理の中には、ぬかも一緒に食べる料理があります。
例えば、北九州地方の「ぬかだき」や、若狭地方の「へしこ」が有名です。
ぬか漬けを洗って食べた方美味しい理由については下記の記事をご覧ください。
では、ぬか漬けを作るためのぬか床は何でできているのでしょうか。
ぬか漬けのぬか床は何でできているの?
ぬか漬けのぬか床は、次のような材料でできています。
- 米ぬか
- 塩
- 水
- 昆布
- 唐辛子
- 香りづけの山椒の実や柚子の皮
- 捨て漬け用の野菜
他にも、風味づけの材料として、かつお節や煮干しを入れる方も多いようです。
個人的には、ぬか床の中に動物性の材料は入れていません。
動物性の材料ナシでも美味しいぬか漬けを作ることはできますよ。
ぬか漬けのぬかとは?食べられるの?まとめ
今回は、ぬか漬けのぬかについてお伝えしました。
ぬか漬けのぬかとは、米ぬかに塩や唐辛子などの材料を混ぜたものです。
「ぬかみそ」や「ぬか床」とも呼ばれます。
ぬか床に漬けてできるぬか漬けは、美味しいだけでなく、身体に良いといわれています。
あなたもぜひ、ぬか漬けを作って食べてみてくださいね。
ぬか床を手作りするなら、こちらの記事を参考にしてください。