「ぬか床のかき混ぜ方ってどうやるの?」

ぬか漬けを手作りしはじめた時、こんな風に悩むかもしれません。

でも、ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単です。

今すぐ知りたくありませんか?

米ぬか美優

そこで今回は、初心者のあなたに、ぬか床のかき混ぜ方についてわかりやすくお伝えします。

さっそくご紹介しますね。

ぬか床のかき混ぜ方ってどうやるの?

ぬか床

ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単です。

基本的には、ぬか床の底から上へ返すように混ぜるだけ。

ぬか床は、むやみやたらと混ぜれば良いわけではありません。

グチャグチャとかき混ぜるのは間違った混ぜ方です。

正しいかき混ぜ方は『ぬか床の底から上へ返すように混ぜる』

簡単ですよね。

では具体的にどのようにかき混ぜれば良いのか、実際の手順を見てみましょう。

ぬか床のかき混ぜ方・実際の手順

綺麗にしたぬか床

ぬか床のかき混ぜ方・実際の手順は次の通りです。

  1. ぬか床容器の端から手を入れる
  2. ぬか床の下の方にあるぬかみそを上へ返す
  3. 上へ返したぬかみそを軽く押す
  4. 下から上へ返すことを繰り返す
  5. ぬか床容器の端から移動しながら全体的にかき混ぜる
  6. 全体的にかき混ぜたら、ぬかみそを手で平らにならしながら空気を抜く
  7. 容器の内側やフチについたぬかみそを拭き取る
  8. フタの内側についた水分やぬかみそを拭き取る
  9. フタを閉める
  10. できればぬか床容器全体を綺麗に拭く
米ぬか美優

この混ぜ方なら今すぐできますね。

上記の手順を見ていただくとわかるように、ぬか床のかき混ぜ方で大切なのは上下を入れ替えることです。

ぬか床の底の方にあるぬかみそは、上の方へ移動させます。

そして、上の方にあるぬかみそは底の方へ移動させます。

ぬか床の上下を入れ替えることで、ぬか床の中の菌のバランスを保つことができるのです。

ちなみに、この上下を入れ替える混ぜ方を『天地返し』といいます。

ぬか床の中に食材を漬けている場合は、ぬか床をかき混ぜる前に取り出してくださいね。

「実際のかき混ぜ方をもっと見たい。」

そんな時はこちらのYouTube動画をご覧ください。

多少、表現の仕方は違いますが、動画なのでイメージがつかみやすいハズです↓

ではあらためて、ぬか床のかき混ぜ方の大切なポイントを確認しましょう。

大切なポイントをきちんと押さえることで、ぬか床のかき混ぜ方を極めることができますよ。

ぬか床のかき混ぜ方・3つの大切なポイント

ぬか床のお手入れをする様子

ぬか床のかき混ぜ方の大切なポイントは次の3つです。

  • 下から上へ返すように混ぜる
  • 容器とフタは毎回綺麗に拭く
  • 素手で行うのがベスト

繰り返しになりますが、ぬか床は下から上へ返すようにかき混ぜましょう。

容器の端から少しずつ移動しながら全体的にかき混ぜます。

私の場合は、時々容器を回しながらかき混ぜています。

また、容器とフタは必ず毎回綺麗に拭きましょう。

容器とフタについたぬかみそや水分をキッチンペーパーやティッシュで拭き取ります。

ぬかみそや水分を拭き取らないと、雑菌が繁殖しやすくなるので注意をしてください。

拭き取ることでぬか床を衛生的に保つことができて、カビの予防にもなりますよ。

そして、ぬか床のかき混ぜは素手で行うのがベストです。

その理由は、ぬか床の発酵には、手に付いている常在菌も関係しているといわれているから。

作り手によって、ぬか漬けの味が変わるというのも、常在菌が関係しているのかもしれませんね。

ですので手に傷がある時や、しみる時以外はビニール手袋を使うのはおすすめしません。

もちろん、手を清潔に保つことは必須です。

ただし、手に傷がある時や、しみる時はビニール手袋を使いましょう。

傷が悪化したりすると大変です。

そして、ぬか床のかき混ぜをお休みできるなら、お休みしましょう。

まとめ

手作りのぬか漬け

今回は、ぬか床のかき混ぜ方についてお伝えしました。

ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単ですね。

3つの大切なポイントを押さえてかき混ぜたぬか床なら、きっと美味しいぬか漬けが出来上がりますよ。

今すぐ試してみてください。

ところで、ぬか床は毎日混ぜないといけないのでしょうか。

その答えはこちらの記事に。

ぜひご覧ください↓

ぬか漬けを毎日混ぜるのは必須?続けられるか不安なあなたにおすすめの方法は?