「足しぬかの頻度は決まっているの?」
「足しぬかってどれくらいの頻度ですれば良いの?」
そんな疑問はありませんか?
ぬか床を育てるうえで足しぬかはとっても大切な工程です。
今回は、足しぬかの頻度についてお伝えします。
足しぬかはどんな時に行うのかもご紹介します。
ぜひご覧くださいにゃん。
足しぬかのやり方・手順などを動画でご覧になりたい場合はこちらからどうぞ↓
足しぬかの頻度は決まっているの?
その理由は、それぞれのぬか床の状態によって足しぬかの頻度は変わるからです。
家庭によって足しぬかの頻度はさまざま
家庭によって足しぬかの頻度はさまざま。
月に1回程度足しぬかを行う方もいれば、2週間に1度行う方もいらっしゃいます。
中には「毎日少しずつぬか床に米ぬかを入れる。」という方も。
ただし、むやみやたらに足しぬかをすれば良いわけではありません。
じゃあ結局足しぬかってどれくらいの頻度ですれば良いのでしょうか。
初心者の方は月に1回程度からはじめる
初心者の方は、まず月に1回程度足しぬかを行うことからはじめてみてください。
というのも一般的には月に1回程度足しぬかを行う方が多いからです。
月に1回の頻度で足しぬかをすれば大きく間違うことはないでしょう。
慣れてきたらぬか床の状態を見ながらタイミングを決める
とはいえ、足しぬかの頻度は決まっていません。
ですので、慣れてきたら床の状態を見ながら足しぬかのタイミングを決めましょう。
ちなみに私自身も最初は月に1回程度足しぬかを行っていました。
そして徐々にぬか床の状態を見ながら足しぬかを行うようになりました。
ぬか床の管理に慣れてくると期間を決める必要がなくなりますよ。
「どうしても足しぬかの頻度がわからない。」
そんなことにならないためには、どんな時に足しぬかを行うのか知っておく必要があります。
では、どんな時に足しぬかを行うのでしょうか。
足しぬかはどんな時に行うの?
足しぬかは次のような時に行います。
- ぬか床の中のぬかみそが減った時
- ぬか床の水分量が増えた時
- ぬか床の匂いが悪くなった時
ぬか床が上記の3つの状態になった時は足しぬかを行いましょう。
では、上記の3つの状態についてもう少し詳しくご紹介します。
1:ぬか床の中のぬかみそが減った時
足しぬかを行う時の1つめは、「ぬか床の中のぬかみそが減った時」です。
ぬか漬け作りを楽しんでいると、知らず知らずのうちにぬか床の中のぬかみそが減っていきます。
例えば、毎日のお手入れでぬか床をかき混ぜる時にぬかみそがポロポロとこぼれ落ちることがあります。
また、ぬか床からぬか漬けを取り出す時にもぬかみそが食材に付いてくるので減っていきます。
ぬか漬けを水で洗う前に手でぬぐってぬか床に戻したとしても、少しずつぬかみそは減っていくものです。
ですので、足しぬかをしてぬか床の全体量を増やしてあげる必要があるのです。
2:ぬか床の水分量が増えた時
足しぬかを行う時の2つめは、「ぬか床の水分量が増えた時」です。
ぬか床にさまざまな食材を漬けていると、野菜などから出た水分によって、ぬか床の水分量が徐々に増えていきます。
すると、ぬか床がゆるくなってしまいます。
あなたのぬか床も水っぽくベチャベチャとしたことはありませんか?
特に、水分が出やすい野菜(白菜や小松菜など)を漬けると、ぬか床が水っぽくなりがちです。
ぬか床の水分量が増えたままにしておくと、ぬか床の中の乳酸菌が過剰発酵することがあります。
ですので、乳酸菌の過剰発酵を抑えるために足しぬかをしてぬか床の全体量を増やして、水分量を減らしてあげる必要があるのです。
3:ぬか床の匂いが悪くなった時
足しぬかを行う時の3つめは、「ぬか床の匂いが悪くなった時」です。
上の2のようにぬか床の水分量が増えると、ぬか床の中のさまざまな雑菌が繁殖しやすくなります。
そして、そのままにしておくと、ぬか床の匂いが悪くなってしまうことが。
ぬか床の水分量が増えたことに気付かない時ってありますよね。
でも、「なんだかぬか床から腐敗臭がする。」
そんな時は雑菌が繁殖しているかもしれません。
ですので、足しぬかをしてぬか床の全体量を増やして水分量を減らしてあげる必要があるのです。
ぬか床がちょうど良い水分量になれば、ぬか床の匂いも良くなっていくでしょう。
ぬか床の匂いが正常かどうか気になる時は、こちらの記事をご覧ください。
⇒ぬか床の匂いが正しいかどうか見極める方法は?これって正常なの?
足しぬかの頻度は決まっているの?どんな時に行うのか:まとめ
今回は足しぬかの頻度についてお伝えしました。
ぬか床が次のような状態になった時に足しぬかを行いましょう。
- ぬか床の中のぬかみそが減った時
- ぬか床の水分量が増えた時
- ぬか床の匂いが悪くなった時
足しぬかの詳しいやり方については、下記の記事の中でもご紹介しています。
あわせてご覧ください。