豚肉のぬか漬けの作り方が知りたい!」

と思っていませんか?

豚肉のぬか漬けはとっても美味しいです。

でもいざ作るとなると、漬ける時間は人によってさまざま。

豚肉のぬか漬けを初めて作る時は、ぬかみそはそのままで良いのか、などの疑問もありますよね。

そこで今回は、ぬか漬けソムリエの私流の「豚肉のぬか漬けの作り方」をご紹介します。

ぜひ参考にしてください。

豚肉などの、変わり種食材のぬか漬けの作り方は下記の記事でまとめてご覧になれます。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?

豚肉のぬか漬けの作り方・ぬか床に漬けるだけ!

豚肉のぬか漬け時間の目安は?文字入り

豚肉のぬか漬けの作り方にはさまざまなレシピがあります。

ここでは、ぬか漬けソムリエの私流の「豚肉のぬか漬けの作り方」をご紹介します。

基本的にはぬか床に豚肉を漬けるだけ!

豚肉をぬか床に漬けるだけで、とっても美味しい豚肉のぬか漬けができますよ。

ただし、豚肉をいつものぬか床にそのまま漬けるわけではありません。

ぬか床からぬかみそを取り出し豚肉に付ける作り方です。

では早速、作り方を見ていきましょう。

豚肉のぬか漬けの作り方

豚肉のぬか漬けの材料

まずは、豚肉のぬか漬けの材料を揃えます。

豚肉のぬか漬けの材料

豚肉のぬか漬けの材料は次の通りです。

  • 豚肉:約200g
  • ぬかみそ:適量(ピンポン玉2個分程度)
  • 酒:小さじ1杯

他に用意するものは、チャック付きの保存袋、フタ付きのフライパン(テフロン加工の鍋でもO.K.)です。

焼く時に必要であれば油を用意してください。

また、ここではスーパーで購入した豚ヒレ肉220gを使っています。

豚肉に付けるぬかみその量は、豚肉100gに対してピンポン玉1個分と覚えると簡単ですよ。

次に、作り方の手順を確認します。

豚肉のぬか漬けの作り方手順

  1. 豚肉を5mm厚さのそぎ切りにする
  2. ぬかみそをチャック付きの保存袋に入れる
  3. 豚肉を入れてぬかみそをまんべんなく付ける
  4. 空気を抜いて冷蔵庫で漬ける
  5. 漬け込み時間が経ったら冷蔵庫から出す。
  6. フライパン(テフロン加工の鍋)で蒸し焼きにする
  7. お皿に盛り付ければ出来上がり!

手順が確認できたら、作っていきましょう。

豚肉のぬか漬けを実際に作る様子

初めに、豚ヒレ肉の下処理をします。

豚ヒレ肉を、5mm厚さのそぎ切りにしてください。

下の写真の量が、220gの豚ヒレ肉です。

スーパーで購入した豚ヒレ肉

食べやすい大きさになるように、斜めにそぎ切りしました。

一口カツぐらいの大きさに切ります。

食べやすい大きさに切った豚ヒレ肉

この時、豚肉の表面に切り込みを入れておくと、ぬかみそが浸透しやすくなりますよ。

切り込みを入れた豚肉

豚肉の下処理ができたら、ぬかみそをチャック付きの保存袋に入れます。

ぬかみその量は、豚肉100gに対してピンポン玉1個分が目安です。

ここでは、ピンポン玉2個分ぐらいのぬかみそを使いました。

チャック付きの保存袋に入れたぬかみそ

手でぬかみそを適当な大きさに丸めると分量がわかりやすいですね。

次に、袋の中に豚肉を入れます。

袋の中で、豚肉にまんべんなくぬかみそを付けましょう。

袋の中で豚肉にぬかみそを付ける様子

豚肉にまんべんなくぬかみそが付いたら、空気を抜きながら袋を閉じます。

袋のまま、冷蔵庫で1日漬けます。

生の豚肉を使っているので、必ず冷蔵庫に入れてくださいね。

冷蔵庫で1日漬けたら、豚肉を冷蔵庫から取り出して焼いていきます。

フライパンもしくはテフロン加工の鍋で焼きましょう。

テフロン加工の鍋なら、火加減に注意をすれば油を使わずに焼くこともできます。

ここでは、小さめのテフロン加工の鍋で油を使わずに焼いています。

豚肉のぬか漬けを焼く様子

テフロン加工の鍋を中火にかけ、豚肉を入れます。

豚肉を入れたらぬかみそが飛び散らないようにすぐに鍋のフタをすることをおすすめします。

そして豚肉の片面に焼き色が付いたらひっくり返します。

豚肉をひっくり返したら、酒を小さじ1杯分回し入れてください。

酒を入れたら再びフタをして蒸し焼きにしましょう。

豚肉の中まできちんと火を通すために、火を弱火にして3分程度蒸し焼きにします。

ぬかみそが周りに飛ばないためにフタは必ずして下さい。

最後に、フタを取って水分を飛ばします。

好みで、少量の塩やしょうゆをプラスしてくださいね。

豚肉の両面にしっかりと焼き色が付いたら出来上がりです!

豚肉のぬか漬け出来上がり

豚肉のぬか漬けはとっても柔らかく仕上がるのが特徴です。

ですので、キャベツの千切りなどのシャキシャキした食感の野菜を添えるのがおすすめです。

上の写真は、キャベツの千切りにきゅうりのぬか漬けを入れています。

ほど良い塩気で豚肉のぬか漬けとの相性もバッチリです!

豚肉のぬか漬け・漬ける時間の目安は?

豚肉をぬかみそに漬け込む様子
豚肉のぬか漬けを作る時、漬ける時間の目安は1日ぐらいをおすすめします。

半日以上漬ける頃から食べるのも良いですが、1日漬けた方がぬかの風味が感じられて美味しくなります。

豚肉のぬか漬けの作り方のポイントは時間。

漬けすぎるとお肉がボソボソになることがありますので、注意をしてください。

でも、レシピによっては、2、3日漬けたり、場合によっては5日間漬けるレシピもありますよね。

「豚肉が柔らかくなるなら、多少のボソボソ感があっても大丈夫。」

その場合は、レシピ通りに漬けてみてください。

風味は増すので味自体は美味しくなるでしょう。

では、ぬかみそはそのままで良いのでしょうか。

ぬかみそはそのままで良いの?

豚肉のぬか漬けを焼く場合、ぬかみそはそのままで大丈夫ですよ。

厳密にいうとそのまま焼いても、軽くぬぐって取っても大丈夫です。

ただ、ぬかみそが付いた状態で豚肉を焼くと焦げやすくなります。

そして豚肉に付いたぬかみそが、人によってはモソモソとした食感に感じてしまうかもしれません。

「モソモソとした食感は気になる。サラっとした食感が好み。」

その場合は、豚肉を焼く前にぬかみそを軽くぬぐうようにしましょう。

ぬかみそをぬぐって取った場合は、仕上げに調味料をプラスするなどの工夫をしてくださいね。

また、ぬかみそが付いた状態で焼くとぬかみそが周りに飛び散るので注意が必要です。

フタをして焼くのはもちろんですが、焼いた後はコンロの周辺を綺麗にする必要があると思っていて下さい。

きっと想像以上に飛び散りまくります^^

ぬかみそが飛び散りまくるのがイヤだという方は、ぬかみそを軽くぬぐうのではなく水でサッと洗ってから焼くことをおすすめします。

豚肉のぬか漬けは、「ぬか炊き」という料理のように炊くことだってできます。

豚肉のぬか漬けを炊く場合はもちろん、ぬかみそはそのままで炊いてください。

では、豚肉のぬか漬けはどんな味なのでしょうか。

豚肉のぬか漬けはどんな味?

焼いた豚肉に付いたぬかみそ

豚肉のぬか漬けの味は、あっさりとしてぬかの風味がとっても美味しいです。

豚肉が驚くほど柔らかく仕上がり、ぬかみその味噌に似た食感が楽しめます。

ぬか漬けにした割には塩気が少ないので、あっさりとした味が好みならピッタリの美味しさです。

私はあっさりした味が好みで、ぬかみその風味も味わいたいので油をひかず、調味料をプラスせずに焼き上げています。

もし、濃い味が好みでしたら焼き上がりに塩やしょうゆ、他の調味料などをプラスしてくださいね。

食べる時に柚子胡椒を添えたり、梅風味の漬けダレを合わせるのもおすすめです。

また、ボリュームを出したい時は、フライパンに油をひいて焼きましょう。

仕上げにバターを入れ、しょうゆを回しかければボリュームアップすることができますよ。

豚肉のぬか漬けの作り方・漬ける時間の目安:まとめ

焼いて皿に盛り付けた豚肉のぬか漬け

今回は、ぬか漬けソムリエの私流の「豚肉のぬか漬けの作り方」をご紹介しました。

豚肉のぬか漬けを漬ける時間の目安は1日ぐらいです。

必ず冷蔵庫に入れて漬けてください。

また、ぬかみそそのまま焼いても、軽くぬぐって取っても大丈夫です。

豚肉がとっても柔らかく仕上がるので、ぜひ作ってみてくださいね。

豚肉などの、変わり種食材のぬか漬けの作り方はこちら。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?