ぬか床を数日混ぜずにいたら表面が白くなった!
「これって大丈夫なの?」
心配になりますよね。
そんなあなたに、ぬか漬けソムリエの私が対処方法をご紹介します。
必ず解決します!
ぜひご覧ください。
ぬか床の表面が白い!コレって大丈夫なの?
ぬか床を数日混ぜずにいたら表面が白くなった!
「わぁ、どうしよう!」
「これって大丈夫なの?」
心配になりますよね。
でも、ぬか床の表面が白くなっていても大丈夫です。
手作りのぬか漬けを楽しんでいると、ぬか床の表面が白くなるのはよくあること。
初めてぬか床を作る時には必ず通る道です。
ここは慌てず騒がずきちんと対処しましょう。
早速、その対処方法をご紹介します。
ぬか床の表面が白い時の対処方法
ぬか床の表面が白い時は、上下を返すように混ぜてあげてください。
ぬか床の表面が白い時は上下を返すように混ぜれば落ち着く
それで落ち着きます。
ぬか床のかき混ぜ方についてはこちらの動画をご覧ください↓
ぬか床の表面の白いものはたいていカビではない
なぜぬか床の上下を返すように混ぜると落ち着くのかというと、ぬか床の表面の白いものはカビではないからです。
正確に言うと、ぬか床の表面の白いものはたいていの場合カビではないということです。
では、ぬか床の表面の白いものはいったい何でしょうか。
ぬか床の表面の白いものは何?
ぬか床の表面の白いものは、産膜酵母という酵母菌の一種です。
産膜酵母の読み方は「さんまくこうぼ」です。
ぬか床の表面が白くなるのは産膜酵母の色
産膜酵母(さんまくこうぼ)は、ぬか床の中に乳酸菌が増えてくると発生します。
つまり、ぬか床の表面が白くなるのは産膜酵母の色なのです。
産膜酵母は食べても問題ない
産膜酵母は有害ではありません。
食べても問題ないので、ぬか床に混ぜ込んでも大丈夫ですよ。
ぬか床の表面にできた産膜酵母をぬか床の底へと移動させるため、上下を返すようにかき混ぜましょう。
「産膜酵母とカビの違いがよくわからない。」
そんな時はこちらの記事をご覧ください。
⇒産膜酵母とカビの違いは何?見分け方を知って美味しいぬか床にしていきましょう!
ということは、ぬか床の表面に産膜酵母が出来るのは良いことなのでしょうか。
産膜酵母ができるのは良いこと?
はい、産膜酵母ができるのは良いことです。
なぜなら、産膜酵母が出来る時にはぬか床の中に乳酸菌が増えてきているということだからです。
上の写真を見てください。
私のぬか床の表面に現れた産膜酵母です。
もう、惚れ惚れするほどの美しさ♪
産膜酵母ができるのは「ぬか床の熟成が進んでいる」から
産膜酵母ができるのは「ぬか床の熟成が進んでいる」からです。
ぬか床にとっても嬉しいことです。
つまり、産膜酵母ができたということは「ぬか床の熟成が進んでいる」証拠。
ぬか床の表面の白い膜は捨てないようにしてくださいね。
産膜酵母はぬか床に混ぜ込む
産膜酵母があられると、慌てて捨ててしまう方もいらっしゃるようです。
でも産膜酵母は白カビではありません。
ですので、そのまま混ぜ込んでしまいましょう。
もし、間違って白い部分をたくさん捨ててしまったという時は、ぬか床の量を増やしてあげてくださいね。
ぬか床の増やし方についてはこちらの記事を参考にしてください。
⇒ぬか床の増やし方|手順や頻度は?気を付けるべき注意点もご紹介!
ぬか床の表面が白い!コレって大丈夫なの?対処方法をご紹介:まとめ
今回は、ぬか床の表面が白い時の対処方法をご紹介しました。
ご紹介した方法は、ぬか漬けソムリエの私がいつも行っている方法です。
手作りのぬか漬けを楽しんでいると、ぬか床の表面が白くなるのはよくあること。
きっとこれからも何度も経験されるでしょう。
でも対処方法がわかればもう慌てなくても大丈夫ですね。
ぬか床の表面が白い時は、上下を返すように混ぜてあげてください。
とはいえ、「ぬか床を常温で管理するのはやっぱり大変だな。」
そんな時は冷蔵庫を味方につけましょう。
冷蔵庫を味方につければ、ぬか床の管理がグンと楽になりますよ。
冷蔵庫を味方にするコツは下記の記事でご紹介しています。
ぜひご覧ください。