「ぬか床のかき混ぜ方ってどうやるの?」
ぬか漬けを手作りしはじめた時、こんな風に悩むかもしれません。
でも、ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単です。
今すぐ知りたくありませんか?
そこで今回は、初心者のあなたに、ぬか床のかき混ぜ方についてわかりやすくお伝えします。
さっそくご紹介しますね。
ぬか床のかき混ぜ方ってどうやるの?
ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単です。
ぬか床のかき混ぜ方・底から上へ返すのが基本
基本的には、ぬか床の底から上へ返すように混ぜるだけ。
ぬか床は、むやみやたらと混ぜれば良いわけではありません。
グチャグチャとかき混ぜるのは間違った混ぜ方です。
正しいかき混ぜ方は『ぬか床の底から上へ返すように混ぜる』。
簡単ですよね。
ぬか床のかき混ぜ方・容器の形は関係ない
ぬか床のかき混ぜ方に、容器の形は関係ありません。
四角い容器でも、円柱形の容器でも…。
とにかく基本は容器の底(下)から上へ返すようにして混ぜます。
では具体的にどのようにかき混ぜれば良いのか、実際の手順を見てみましょう。
ぬか床のかき混ぜ方・実際の手順
ぬか床のかき混ぜ方・実際の手順は次の通りです。
- ぬか床容器の端から手を入れる
- ぬか床の下の方にあるぬかみそを上へ返す
- 上へ返したぬかみそを軽く押す
- 下から上へ返すことを繰り返す
- ぬか床容器の端から移動しながら全体的にかき混ぜる
- 全体的にかき混ぜたら、ぬかみそを手で平らにならしながら空気を抜く
- 容器の内側やフチについたぬかみそを拭き取る
- フタの内側についた水分やぬかみそを拭き取る
- フタを閉める
- できればぬか床容器全体を綺麗に拭く
この混ぜ方なら今すぐできますね。
ぬか床の中・ぬかみその上下を入れ替える
上記の手順を見ていただくとわかるように、ぬか床のかき混ぜ方で大切なのは上下を入れ替えることです。
ぬか床の底の方にあるぬかみそは、上の方へ移動させます。
そして、上の方にあるぬかみそは底の方へ移動させます。
ぬか床の上下を入れ替えて菌のバランスを保つ
ぬか床の上下を入れ替えることで、ぬか床の中の菌のバランスを保つことができるのです。
この、上下を入れ替える混ぜ方を『天地返し』といいます。
ぬか床の中に食材を漬けている場合は、ぬか床をかき混ぜる前に取り出してくださいね。
ぬか床のかき混ぜ方の動画
「実際のかき混ぜ方をもっと見たい。」
そんな時はこちらのYouTube動画をご覧ください。
多少、表現の仕方は違いますが、動画なのでイメージがつかみやすいハズです↓
ではあらためて、ぬか床のかき混ぜ方の大切なポイントを確認しましょう。
大切なポイントをきちんと押さえることで、ぬか床のかき混ぜ方を極めることができますよ。
ぬか床のかき混ぜ方・3つの大切なポイント
ぬか床のかき混ぜ方の大切なポイントは次の3つです。
- 下から上へ返すように混ぜる
- 容器とフタは毎回綺麗に拭く
- 素手で行うのがベスト
繰り返しになりますが、ぬか床は下から上へ返すようにかき混ぜましょう。
容器の端から少しずつ移動しながら全体的にかき混ぜます。
私の場合は、時々容器を回しながらかき混ぜています。
容器とフタは綺麗に拭きましょう
容器とフタは必ず毎回綺麗に拭きましょう。
容器とフタについたぬかみそや水分をキッチンペーパーやティッシュで拭き取ります。
ぬかみそや水分を拭き取らないと、雑菌が繁殖しやすくなるので注意をしてください。
拭き取ることでぬか床を衛生的に保つことができて、カビの予防にもなりますよ。
ぬか床のかき混ぜは素手がベスト
ぬか床のかき混ぜは素手で行うのがベストです。
その理由は、ぬか床の発酵には、手に付いている常在菌も関係しているといわれているから。
作り手によって、ぬか漬けの味が変わるというのも、常在菌が関係しているのかもしれませんね。
ぬか床のかき混ぜは素手がベスト。
その理由は、下記の記事で詳しくご紹介しています。
ぜひご覧ください。
⇒ぬか床のかき混ぜは素手で!その理由は?ただし3つの例外も!
ですので、「手に傷がある時」や、「しみる時」以外はビニール手袋を使うのはおすすめしません。
もちろん、手を清潔に保つことは必須です。
ただし、手に傷がある時や、しみる時はビニール手袋を使いましょう。
傷が悪化したりすると大変です。
そして、ぬか床のかき混ぜをお休みできるなら、お休みしましょう。
まとめ
今回は、ぬか床のかき混ぜ方についてお伝えしました。
ぬか床のかき混ぜ方はいたって簡単ですね。
3つの大切なポイントを押さえてかき混ぜたぬか床なら、きっと美味しいぬか漬けが出来上がりますよ。
今すぐ試してみてください。
ところで、ぬか床は毎日混ぜないといけないのでしょうか。
その答えはこちらの記事に。
ぜひご覧ください↓