ロマネスコのぬか漬けの作り方を探していませんか?
ゴツゴツとした見た目が特徴のロマネスコ(romanesco)。
ぬか漬けを作ると、その味に驚かれるでしょう。
良い意味で、ロマネスコの見た目のイメージが崩れるかも!?
今回は、ロマネスコ(romanesco)のぬか漬けの作り方をご紹介します。
ロマネスコのぬか漬けがどんな味なのかもチェックしてくださいね。
ロマネスコなどの変わり種食材のぬか漬けの作り方は下記の記事でまとめてご覧になれます。
⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?
ロマネスコのぬか漬けは見た目のイメージが崩れる!?
ロマネスコ(romanesco)といえば、ゴツゴツとした見た目が特徴の野菜です。
ロマネスコのゴツゴツ具合はまるで小さな恐竜のようにも見えます^^
とてもぬか漬けに合う野菜には見えませんよね。
「ロマネスコって本当にぬか漬けにできるの?」
そんな風に思う方もいらっしゃるのでは?
でも大丈夫です。
ロマネスコはちゃんとぬか漬けにすることができますよ。
しかも、ぬか漬けソムリエの私がご紹介する方法なら美味しく作ることができます。
ロマネスコのぬか漬けを食べれば、見た目のイメージが崩れるかもしれません。
では早速、ロマネスコのぬか漬けの作り方をご紹介します。
ロマネスコのぬか漬けの作り方
まずは材料を揃えましょう。
ロマネスコのぬか漬けの材料
ロマネスコのぬか漬けの材料は次の通りです。
- ロマネスコ(romanesco):適量
- 米ぬか:大さじ山盛り1杯程度
- ぬか床
ロマネスコの分量はあなたのぬか床の大きさに合わせて調整してくださいね。
ロマネスコをぬか漬けにするには下処理が必要
ここではロマネスコ1株を切り分けるところから始めています。
というのも、ロマネスコをぬか漬けにするためには下処理が必要だからです。
まずは、1株まるごと下処理をしておきましょう。
そうすれば、必要な分量だけぬか漬けに使うことができます。
残ったロマネスコは、サラダとしてそのまま食べたり他の料理に使うことができますよ。
また、ぬか床のお手入れはロマネスコを漬け込む前に済ませておいてください。
ロマネスコのアク抜きは米ぬかで
米ぬかは、ロマネスコを茹でる時に使います。
ロマネスコはアクの強い野菜です。
お湯と一緒に米ぬかを入れて茹でることで、ロマネスコのアク抜きをすることができますよ。
次に、ロマネスコのぬか漬けの作り方・手順を確認しましょう。
ロマネスコのぬか漬けの作り方・手順
ロマネスコのぬか漬けの作り方・手順は次の通りです。
- ロマネスコを水でサッと洗う
- ロマネスコを食べやすい大きさに切り分ける
- ロマネスコを茹でる
- 下処理したロマネスコをぬか床に漬け込む
- 常温で1日程度漬ける
- ぬかみそを水で軽く洗い流す
- お皿に盛り付ければ出来上がり!
では、ロマネスコのぬか漬けを実際に作る様子で詳しくご紹介しますね。
ロマネスコのぬか漬けを実際に作る様子
先ほどご紹介した作り方・手順に沿って進めていきましょう。
ロマネスコの下処理から始めます。
1:ロマネスコを水でサッと洗う
まずはロマネスコを水でサッと洗います。
といっても、ロマネスコは上の写真のようにギュッとつまった形。
ですので、いきなり中まで綺麗にあらうのは難しいです。
この段階では、表面を水でサッと洗う程度で大丈夫ですよ。
2:ロマネスコを食べやすい大きさに切り分ける
次に、ロマネスコを食べやすい大きさに切り分けていきます。
ブロッコリーにも似ているロマネスコの形。
ギュッとつまった部分の外側には、葉っぱが何枚かあります。
ブロッコリーの外側にも葉っぱが何枚かついていますよね。
ですので、切り方はブロッコリーを切り分ける時のイメージで。
外側をめくった後、ブロッコリーと同じように茎の下の方から少しずつ切り分けていきましょう。
ケガをしないように注意をしながら切り分けてくださいね。
ロマネスコを食べやすい大きさにどんどん切り分けていきます。
多少は大きさがバラバラでも大丈夫です。
茹でる時に大きめの部分から茹でていけば問題ありません。
どんどん切り分けていきましょう。
ロマネスコの下から3分の2程度のところまで切り分けていくと、少しずつ茎が細くなってきます。
上の方は一旦まとめて茎から切り落としましょう。
その後、適当な大きさに切ります。
ちなみに、茎の部分もぬか漬けにすることで美味しく食べられます。
3:ロマネスコを茹でる
次に、ロマネスコを茹でていきます。
鍋に米ぬかとお湯を入れましょう。
そこに生のロマネスコを入れて1分程度茹でましょう。
少し硬めに茹でたら、ロマネスコを冷水にあげて米ぬかを落とします。
その後、十分に冷ましてください。
ロマネスコの下処理が完了です!
ロマネスコはアクの強い野菜。
生のままではなく、下茹でしてから漬けることをおすすめします。
米ぬかをひとつかみ入れて茹でるだけなので簡単です。
野菜のアク抜きもできるなんて、米ぬかって本当に便利!
他にも、米ぬかの使い道については下記の記事でご紹介しています。
ぜひチェックしてみてください。
4:下処理したロマネスコをぬか床に漬け込む
ではいよいよ、下処理したロマネスコをぬか床に漬け込んでいきます。
この時、ロマネスコが熱いまま漬けてしまうと、ぬか床が傷んでしまいます。
ロマネスコは必ず冷ましてから漬け込んでくださいね。
お手入れを済ませたぬか床を用意してください。
ぬか床に冷ましたロマネスコを漬け込んでいきましょう。
芯の部分も一緒に漬け込みます。
ぬか床にロマネスコを漬け込んだら、全体にぬかみそをかぶせます。
ロマネスコが隠れるようにぬかみそをかぶせて、ぬか床の表面を手で平らにならします。
あとは容器のフチやフタを綺麗に拭いて保存してください。
5:常温で1日程度漬ける
ロマネスコは常温で1日程度漬けます。
もし、ぬか床を冷蔵庫で保存している場合は、2日程度漬けるのがおすすめです。
6:ぬかみそを水で軽く洗い流す
常温で1日程度漬けたら、ぬか床からロマネスコを取り出します。
ぬか床から取り出す時は、ロマネスコの周りに付いたぬかみそを拭い落としながら取り出しましょう。
そして、ぬかみそを水で軽く洗い流します。
7:お皿に盛り付ければ出来上がり!
お皿に盛り付ければ、ロマネスコのぬか漬けの出来上がりです!
色が淡くなっていますね。
形は崩れていません。美味しそう♪
続いて、ロマネスコのぬか漬けを美味しく作るためのポイントを2つご紹介します。
ロマネスコのぬか漬けを美味しく作るための2つのポイント
ロマネスコのぬか漬けを美味しく作るためのポイント「茹でる時」にあります。
ロマネスコを「茹でる時」のポイントは次の2つ!
- 米ぬかを入れて茹でる
- 茹ですぎない
上の2つのポイントを押さえれば、ロマネスコのぬか漬けを美味しく作ることができますよ。
まずは米ぬかを入れてロマネスコ特有のアクを抜きます。
そして、コリコリ食感を残すために硬めに茹でることが大切です。
では、ロマネスコのぬか漬けはどんな味なのでしょうか。
ロマネスコのぬか漬けはどんな味?
ロマネスコのぬか漬けは、独特の風味が感じられる味です。
ブロッコリーのような…カリフラワーのようなロマネスコの味に、
ぬかみその風味がよく馴染んでいます。
芯の部分も美味しいです。
ロマネスコのぬか漬けの魅力はなんといってもコリコリ食感!
コリッコリッの食感が、ロマネスコのぬか漬けの美味しさをさらにアップさせています!
ブロッコリーやカリフラワー、ヤングコーンにも似た食感がとっても美味しいですよ。
ただし、ロマネスコ独特の香りや味が苦手な方にはおすすめできません。
ロマネスコのぬか漬けは、好き嫌いが分かれる味かもしれません。
とはいえ、個人的には好きな味です。
ちょっぴり大人な味で、とっても美味しいです♪
ちなみに、食べるなら「ぬかなし」がおすすめですよ。
まとめ
今回は、ロマネスコ(romanesco)のぬか漬けの作り方をご紹介しました。
とっても可愛い野菜・ロマネスコ(romanesco)のぬか漬け。
美味しく作る時の2つのポイントを押さえて、あなたもぜひ作ってみてくださいね。
ロマネスコの他にも、変わった食材をぬか漬けにすると楽しいですよ。
ぬか漬けの変わり種についてのこちらの記事もぜひご覧ください。