ズッキーニのぬか漬けの作り方はとっても簡単です。

ズッキーニは、ぬか漬けにする食材としては珍しい西洋野菜。

でも、定番の野菜のぬか漬けとほとんど同じ作り方で漬けることができます。

今回は、ズッキーニのぬか漬けの作り方をご紹介します。

塩もみは必要なの?」「漬ける時間はどれぐらい?」

あわせてチェックしてくださいね。

ズッキーニなどの変わり種食材のぬか漬けの作り方は、下記の記事でまとめてご覧になれます。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?

ズッキーニのぬか漬けの作り方

ズッキーニのぬか漬けの作り方・文字入り

では早速、ズッキーニのぬか漬けの作り方をご紹介します。

まずは、材料を揃えましょう。

ズッキーニのぬか漬け・材料

ズッキーニのぬか漬けの材料

ズッキーニのぬか漬けの材料は次の通りです。

  • ズッキーニ:1本
  • ぬか床:適量

ズッキーニはツヤがあり、新鮮なものを用意してくださいね。

次に、作り方手順を確認しましょう。

ズッキーニのぬか漬け・作り方手順

ズッキーニのぬか漬けは、以下の手順に沿って作っていきます。

  1. ズッキーニを水洗いして両端のヘタを切り落とす
  2. タテ半分に切る(長さはぬか床に入る大きさに切る)
  3. 皮にタテ線を入れるようにところどころ皮をむく
  4. ぬか床にズッキーニを漬け込む
  5. 常温で24時間(1日)漬ける
  6. ぬか床からズッキーニを取り出し、流水でぬかみそを洗い流す
  7. 食べやすい大きさに切って皿に盛り付ければ出来上がり!

では、ズッキーニのぬか漬けを実際に作る様子をご覧ください。

ズッキーニのぬか漬けの作り方・実際の様子

お皿に乗せた生のズッキーニ

初めに、ズッキーニの下処理をします。

ズッキーニの下処理をする

ズッキーニを水洗いして、両端のヘタを切り落としましょう。

次に、ズッキーニをタテ半分に半割になるように切ります。

長さは、ぬか床の大きさに合わせて切ってください。

そしてズッキーニの皮にタテ線を入れるように、ところどころ皮をむきます。

皮をむいたズッキーニ

ところどころ皮をむいておくことで、漬かりやすくなります。

また、出来上がったズッキーニのぬか漬けをお皿に盛り付けた時にも、とっても綺麗に見えますよ。

ぬか床にズッキーニを漬け込む

下処理ができたら、ぬか床にズッキーニを漬け込んでいきましょう。

ぬか床の上にズッキーニを乗せます。

ぬか床に乗せたズッキーニ

ズッキーニを、ぬか床の中へグッと押し込みます。

ズッキーニをぬか床に押し込んだ様子

ズッキーニが隠れるようにぬかみそで覆います。

ズッキーニを漬けたぬか床を手でならす様子

その後、いつものお手入れのように、ぬか床の表面を手で綺麗にならしましょう。

ズッキーニを漬けたぬか床

常温で漬ける

容器の周りやフチを綺麗に拭いて、常温で24時間(1日)漬けます。

24時間(1日)漬けたら、ぬか床からズッキーニを取り出します。

ズッキーニの周りに付いたぬかみそは、流水でサッと洗い流してください。

食べやすい大きさに切って盛り付ける

最後に、食べやすい大きさに切って皿に盛り付けましょう。

ズッキーニのぬか漬けの出来上がり

ズッキーニのぬか漬けの出来上がりです!

鮮やかな緑色が綺麗ですね。

作り方も簡単です。

では、ズッキーニをぬか床に漬ける時に、塩もみは必要なのでしょうか。

漬ける時に塩もみは必要?

生のズッキーニの皮をむいたところ
ズッキーニのぬか漬けを漬ける時に、塩もみは必ずしも必要ではありません。

生のズッキーニをそのままぬか床に漬けても大丈夫です。

ただ、塩もみをすることで、出来上がりまでの時間が少し早くなる可能性はあります。

早く漬けたい場合は、塩もみするのも良いでしょう。

また、ズッキーニのアク抜きにもなりますので面倒じゃなければ塩もみをしましょう。

ズッキーニは切ってから時間が経つとまな板にひっついてしまいます。塩もみをしない場合は下処理をしたらすぐにぬか床に漬けてください。

では、ズッキーニのぬか漬けを作る時、漬ける時間はどれぐらいが良いのでしょうか。

漬ける時間はどれぐらい?

ズッキーニを漬ける時間は、常温保存の場合24時間(1日)が目安です。

もし冷蔵庫でぬか床を保存する場合は、それよりも長く、48時間(2日間)は漬けてください。

ただし、ズッキーニの太さや大きさ、切り方によって漬ける時間は多少異なります。

例えば、今回私が漬けたズッキーニは、下の写真のようにとっても大きなズッキーニでした。

ズッキーニの大きさをチーズと比べた様子

粉チーズのパッケージとズッキーニの大きさを比べてみました。

いかに大きなズッキーニなのかがわかっていただけるでしょうか^^

こんなに大きなズッキーニでも、半分に切ったり、ぬか床の長さに合わせて切ることで24時間(1日)で美味しく漬けることができます。

まずは24時間(1日)漬けて、ズッキーニがまだ堅そうならもう少し長く漬けてみてください。

もしも、食べた時に少しエグみを感じたとしたら漬かりが浅いかも。

その場合も、もう少し長く漬けた方が良いですよ。

また、エグみは塩もみをすることで解消できるでしょう。

次回は塩もみをしてから漬けてみてください。

では、ズッキーニのぬか漬けはどんな味なのでしょうか。

ズッキーニのぬか漬けはどんな味?

出来上がったズッキーニのぬか漬け

ズッキーニのぬか漬けの味は、爽やかな酸味と、ぬかの風味がほどよく合わさった味です。

見た目はきゅうりと似ているズッキーニですが、味は全く違いますよ。

きゅうりに負けず劣らず、とっても美味しいぬか漬けです♪

また、ズッキーニのぬか漬けの特徴といえば、弾むような食感。

よく、きゅうりとなすの中間ぐらいの食感だといわれていますね。

ズッキーニの外側の皮の部分にはしっかりとした歯ごたえがあります。

そして、中身は少しトロッと、フワッとしています。

このため弾むような食感になるのです。

味も食感もとっても美味しいズッキーニのぬか漬け。

ポリッポリッと食べていると、止まらなくなるほどです。

切り方を変えれば盛り付けだって楽しめる!

ズッキーニのぬか漬けを花のように盛り付けた様子

ズッキーニは、外側の皮の部分の色と、中身の色のコントラストがハッキリしている野菜。

ぬか漬けにしても色は綺麗なままです。

このため、切り方を変えれば盛り付けだって楽しむことができますよ!

例えば、の写真のように、いちょう切りにして重ねれば、お花のように盛り付けることができます。

さらに積み上げれば、立体的に。

ズッキーニのぬか漬けの切り方アレンジ

また、1cmぐらいの厚さに切って、少しずつずらして盛り付けてみてください。

すると、「鬼滅の刃」風に見えなくも…ないです^^

ズッキーニのぬか漬けを鬼滅の刃風に盛り付けたところ

ズッキーニを綺麗に盛り付けるためにも、初めに下処理をする段階でところどころ皮をむいておきましょう。

タテ線を入れるようなイメージで皮をむいてください。

ズッキーニの皮をむいた様子

他にも、皮のむき方しだいで、盛り付けのアレンジができそうですね。

ところで、ズッキーニはきゅうりの仲間だと思っていませんか?

ズッキーニは、見た目はきゅうりに似ていますが、実は「ペポかぼちゃ」の一種なのです。

「つるなしかぼちゃ」という別名があるウリ科の野菜です。

緑色種と黄色種があるので、2色一緒に漬けて、綺麗な色を楽しむのもおすすめですよ。

ズッキーニのぬか漬けの作り方・塩もみは必要?漬ける時間:まとめ

今回は、ズッキーニのぬか漬けの作り方をご紹介しました。

ズッキーニをぬか漬けにする時、塩もみはかならずしも必要ありません。 ズッキーニを漬ける時間は、常温保存の場合24時間(1日間)を目安にすると良いでしょう。

あなたもぜひ、ズッキーニの美味しいぬか漬けを楽しんでくださいね。

ズッキーニなどの変わり種食材のぬか漬けの作り方は、下記の記事でまとめてご覧になれます。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?