セロリのぬか漬けの漬け方にはコツがあります。
ちょっとしたコツを掴むだけで、味がググっ!とワンランクアップしますよ。
漬ける時間の目安もチェックして、美味しいセロリのぬか漬けを作ってみましょう。
「えっ?セロリをぬか漬けにするの?」と思われたあなたもぜひ最後までご覧ください。
セロリなどの変わり種食材のぬか漬けの作り方は、下記の記事でまとめてご覧になれます。
⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?
セロリのぬか漬け・漬け方にはコツがあります!
セロリのぬか漬けの漬け方にはコツがあります。
ちょっとしたコツを知っているのと知らないのとでは大違い。
コツをつかむだけで、ぬか漬けの味がググっとランクアップしますよ!
そして、美味しいセロリのぬか漬けを作るためには、漬ける時間の目安も知っておきたいですね。
まずは、セロリのぬか漬けの漬け方のコツからご紹介します。
セロリのぬか漬け・漬け方のコツとは?
セロリのぬか漬け・漬け方のコツとは、次の2つです。
- 下処理をきちんと行う
- 漬けすぎない
下処理というとなんだか面倒に感じるかもしれませんね。
でも実はとっても簡単です。
でも実はとっても簡単です。
漬けすぎないというのも簡単なコツだにゃん。
では2つのコツについて詳しく見ていきましょう。
1:下処理をきちんと行う
1つ目のコツは、下処理をきちんと行うことです。
セロリには筋があります。
この筋を取らずにそのままぬか床に漬けてしまうと、食感が悪くなってしまいます。
正確にいうと、『食べた時に口の中にセロリの筋が残ってしまう』のです。
ですので、セロリは、ぬか床に漬ける前に筋を取ってから漬けるようにしましょう。
2:漬けすぎない
2つめのコツは、漬けすぎないことです。
セロリの魅力といえば、爽やかな風味とともに味わえるシャキシャキの食感。
セロリをスティックサラダなどにすると、とっても美味しいですよね。
ところが、セロリのぬか漬けを作る時に長時間漬けすぎてしますと、せっかくのシャキシャキ食感が無くなってしまうのです。
ですので、セロリはぬか床に漬けすぎないようにしましょう。
では、セロリをぬか床に漬ける時間の目安はどれくらいなのでしょうか。
ぬか床に漬ける時間の目安はどれくらい?
セロリをぬか床に漬ける時間の目安は次の通りです。
- ぬか床を常温で保存している場合:1日(24時間)
- ぬか床を冷蔵庫で保存している場合:2日(48時間)
時間は、あくまでも目安として捉えてください。
ぬか床の保管場所や、セロリの切り方などによっても異なります。
例えば、夏場でもぬか床を常温で保存している場合は、半日程度で漬かります。
まずは目安の時間通りに作ってみて、好みによって調整するのがおすすめです。
ただし、ぬか床を温度が高すぎるところで保存するのはおすすめできません。
ぬか床の温度管理については、下記の記事で詳しくご紹介しています。
ぜひチェックしてみてくださいね。
⇒ぬか床の温度管理は難しい?冷蔵庫を味方にするコツをご紹介!
ではここから具体的に、セロリのぬか漬けの作り方をご紹介します。
セロリのぬか漬けの作り方
まずは、セロリのぬか漬けの材料を揃えましょう。
セロリのぬか漬けの材料
セロリのぬか漬けの材料は次の通りです。
- 葉っぱ付きのセロリ:1本(2kg程度のぬか床の場合)
- ぬか床
- 粗塩:ひとつまみ(セロリの葉っぱの下処理用)
セロリは、あまり多すぎるとぬか床に入りきらないので注意をしてください。
今回は、2kg程度のぬか床に漬けるために、長野県産の葉っぱ付きのセロリを1本用意しました。
その他、ボウルを1個用意しておいてください。
粗塩とともに、セロリの葉っぱの下処理に使います。
ところで、セロリの葉っぱの部分はどうやって漬けるのか気になりませんか?
どうやら「葉っぱの部分はぬか漬けには使わない。」という方も多いようです。
でも、実際に漬けてみると、葉っぱの部分もとっても美味しいのです。
ですので、セロリの葉っぱの部分もぜひ漬けてくださいね。
次に、セロリのぬか漬けの作り方手順を確認しましょう。
セロリのぬか漬け・作り方手順
セロリのぬか漬けは、次の手順に沿って作ります。
- セロリを茎と葉っぱの部分に分ける
- それぞれ下処理をする
- 下処理をしたセロリをぬか床に漬け込む
- 常温で丸一日(24時間)程度漬ける
- ぬか床からセロリを取り出す
- ぬかみそを水で軽く洗い流す
- 食べやすいい大きさに切ってお皿に盛り付ければ出来上がり!
実際に作る様子を見ながら詳しくご紹介していきます。
セロリのぬか漬けを実際に作る様子
まずは、セロリを茎と葉っぱの部分に分けて、それぞれの下処理を行います。
セロリをぬか漬けにする時は、茎と葉っぱの部分で下処理のやり方が違います。
茎の部分は、包丁で筋を取る、もしくはピーラーを使って皮を剥きましょう。
ピーラーに皮がまとわりつくのが少し困りますが…^^
次に、筋を取ったセロリの茎を適当な大きさにカットしていきます。
ここでは、ぬか床に入る大きさにカットするのがポイントです。
茎の太い部分は、二つ割りにする、もしくは切り込みを入れておきましょう。
次に、葉っぱの部分の下処理です。
葉っぱの部分も、ある程度小分けにしておきます。
そして、ボウルの中で、葉っぱに塩をかけて馴染ませるようにします。
手で1枚ずつ塩をすり込むようにしても大丈夫です。
そのまま5分程度置いておきましょう。
5分程度置いておくと、葉っぱは少ししんなりとしてきますよ。
たくさん水気が出るわけではありませんが、大丈夫です。
下処理を行うことで、セロリの葉っぱはぬか床に馴染みやすくなります。
これでセロリの下準備が整いました。
下準備ができたら、いよいよセロリをぬか床に漬け込んでいきます。
後でわかりやすいように、茎と葉っぱを漬ける場所を分けると良いですよ。
もしも、「一緒に漬けるのはグチャグチャになりそうで心配。」という場合は、別容器にぬかみそを移して葉っぱだけを漬けるようにしましょう。
セロリを全て、ぬか床の中に漬けました。
あとは、いつものように、ぬか床の表面を手で平らにならします。
上の写真の状態で、常温で1日(24時間)漬けます。
ぬか床を冷蔵庫で保存している場合は、2日(48時間)程度漬けてくださいね。
容器やフタを綺麗に拭いて、保存場所へ置きましょう。
1日、または2日経ったら、ぬか床からセロリを取り出します。
美味しそうに漬かってますね~。
では、ぬかみそを水で軽く洗い流します。
食べやすい大きさに切ってお皿に盛り付ければ、セロリのぬか漬けの出来上がりです!
とここで、いつもなら美味しくいただいて味をご紹介するのですが…。
今回は少し違います。
次に、セロリのぬか漬けの美味しい食べ方をご紹介します。
セロリのぬか漬けの美味しい食べ方
セロリのぬか漬けの美味しい食べ方は、「2通りの食べ方をする」というものです。
セロリは、ぜひ次の2通りの食べ方をしてみてください。
- ぬかみそを洗って食べる
- ぬかつきで食べる
2通りの食べ方をおすすめするのには理由があります。
実は、セロリのぬか漬けをぬかつきで食べてみました。
すると、とっても美味しくて驚いたのです!
私の場合、ぬか漬けは基本的に洗って食べています。
ブログでも、洗って食べた方が断然美味しいって公言してるほど^^
実際の記事はこちら↓
でも、セロリのぬか漬けに関しては、ぬかみそを水で洗わずに食べてもとっても美味しいのでビックリ!
つまり、絶対というものはない。
素材にもよるということですね。
やはり、ぬか漬けは奥が深い!です。
では、セロリのぬか漬けはどんな味なのでしょうか。
セロリのぬか漬けはどんな味?
セロリは、ぬか漬けにすることで、生のセロリとは違う新鮮な美味しさになります。
セロリの良い香りは残しつつ、ぬかみその風味と合わさって爽やかさと深みを感じる味です。
しかも、シャッキシャキの食感。
お醤油も何もいりません。
サンドイッチにもピッタリ。
ピクルス代わりに洋食に添えるのもおすすめです。
ただし、セロリは香りが強い香味野菜です。
ぬか床にセロリの香りが移る可能性があります。
漬ける頻度は控えめにするのが良いかもしれませんね。
セロリのぬか漬け・漬け方のコツと時間の目安:まとめ
今回は、セロリのぬか漬けの漬け方のコツや、漬ける時間の目安などについてお伝えしました。
セロリのぬか漬け・漬け方のコツは次の2つです。
- 下処理をきちんと行う
- 漬けすぎない
セロリのぬか漬けは本当に美味しいです。
葉っぱの部分も本当に美味しいにゃん。
この美味しさなら、きっとセロリの味や香りが苦手だという方も食べられます。
作り方も簡単なので作ってみてくださいね。
今回ご紹介したセロリのぬか漬けの作り方は、動画でもご紹介しています♪
実際の手順を動画でわかりやすくまとめていますので、ぜひご覧ください↓
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