「かぼちゃのぬか漬けを作ってみたい。」

「でもレンジで加熱してから漬けるの?それとも生で?」

悩みますよね。

そもそも、硬いかぼちゃをぬか漬けにするなんてアリ?という方もいらっしゃるのでは。

そこで今回は、かぼちゃのぬか漬けの作り方をご紹介します。

作り方は簡単!

かぼちゃのぬか漬けはレンジで加熱してから漬けるのか、それとも生で漬けるのか。

スッキリと解決しましょう!

米ぬか美優

最後までご覧いただくと作り方のポイントもわかります。

動画でご覧になりたい方はこちらをどうぞ↓

かぼちゃなどの変わり種食材のぬか漬けの作り方は下記の記事でまとめてご覧になれます。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?

かぼちゃのぬか漬けはレンジで加熱して漬ける?それとも生で?

かぼちゃのぬか漬けレンジで加熱・文字入り

かぼちゃのぬか漬けをレンジで加熱して漬けるかどうかは切り方によって変わります。

かぼちゃを大きく切った場合はレンジで加熱してから漬けましょう。

というのも、ご存知の通りかぼちゃは硬いからです。

例えば、かぼちゃを煮ものを作る時のように大きく切った場合。

生のかぼちゃをそのままぬか床に漬けても、美味しいぬか漬けにはなりません。

米ぬか美優

生のままではしっかりと漬けることができません。

ですので、かぼちゃを大きく切ってぬか漬けを作る時はレンジで加熱してから漬けてください。

電子レンジを使わなくても他の方法で加熱しても大丈夫です。

鍋で茹でたり、蒸したりしてから漬けましょう。

ぬかにゃん

かぼちゃもぬか漬けにできるんだね!

つまり、かぼちゃは必ずしもレンジなどで加熱してから漬けないとダメというわけではないのです。

切り方に工夫をすれば、硬いかぼちゃも生のままぬか漬けにすることができます。

でも本当は鍋で茹でることをおすすめします。

米ぬか美優

かぼちゃは鍋で茹でるとアク抜きができるからです。

今回は、忙しい方のために電子レンジで加熱する方法をご紹介します。

では、かぼちゃを生で漬ける場合、どのような切り方をすれば良いのでしょうか。

答えは「薄くスライスする」ことです。

米ぬか美優

もしも、かぼちゃを生のまま漬けたいなら薄くスライスしてくださいね。

とはいえ、どれくらい薄くスライスするのかわかりませんよね。

そこで、次にかぼちゃのぬか漬けの作り方をご紹介します。

かぼちゃの切り方に注目してご覧ください。

かぼちゃのぬか漬けの作り方

まずは、かぼちゃのぬか漬けに必要な材料と用意するものを準備しましょう。

かぼちゃのぬか漬けの材料と用意するもの

  • かぼちゃ:適量(今回は6分の1個程度)
  • ぬか床
  • かぼちゃを茹でるための鍋または耐熱容器

かぼちゃを鍋で茹でる場合は、上記の他に米ぬかをひとつかみ分用意してください。

米ぬか美優

用意した米ぬかは、かぼちゃと一緒に鍋に入れたまま茹でましょう。
かぼちゃのアク抜きをすることができますよ。

無い場合は入れなくても大丈夫です。

ぬかにゃん

米ぬかってかぼちゃのアク抜きもできるんだね。凄いにゃん♪

次に、かぼちゃのぬか漬けの作り方・手順を確認しましょう。

かぼちゃのぬか漬け・作り方手順

かぼちゃのぬか漬けの作り方・手順は次の通りです。

  1. かぼちゃを洗って種とワタを取り除く
  2. かぼちゃを適当な大きさに切る
  3. かぼちゃを加熱する
  4. 加熱したかぼちゃを冷水にくぐらせて冷ます
  5. 水気を拭き取ってぬか床に漬ける
  6. ぬかみそを水で軽く洗い流す
  7. お皿に盛り付ければ出来上がり!

簡単に言うと「かぼちゃの下ごしらえをして、ぬか床に漬け込む。」

これだけです。

作り方は簡単ですね!

ここからは、かぼちゃのぬか漬けを実際に作る様子になります。

かぼちゃのぬか漬けを実際に作る様子

先ほどご紹介した作り方・手順に沿って進めてくださいね。

まずは、かぼちゃの下ごしらえから。

1:かぼちゃを洗って種とワタを取り除く

かぼちゃを綺麗に洗って、種とワタを取り除きましょう。

種とワタを取り除いたら、かぼちゃを適当な大きさに切っていきます。

米ぬか美優

かぼちゃは硬いので、ケガをしないように気をつけて切ってください。

2:かぼちゃを適当な大きさに切る

厚めに切ったかぼちゃ

加熱してから漬ける場合は上の写真のように、かぼちゃを少し厚めに切ります。

ここでは、1.5cm程度の厚さに切っています。

そして、生で漬ける場合は4mm程度の厚さにスライスしましょう。

下の写真が4mm程度の厚さにスライスしたかぼちゃです。

スライスしたかぼちゃ

では、厚めに切ったかぼちゃを加熱しましょう。

3:かぼちゃを加熱する

耐熱容器に入れたかぼちゃ

ここでは、レンジ蒸し器や耐熱容器に入れてレンジでチン!します。

時間がない時はレンジで加熱すると便利ですね。

電子レンジ500Wで2分程度加熱しましょう。

茹でる場合は、沸騰したお湯に米ぬかをひとつかみ入れて3~4分茹でてください。

加熱したら、竹串やつまようじで刺して硬さを確認します。

かぼちゃにつまようじを刺して硬さを確認する様子

この時、少し硬めぐらいに加熱するようにしてください。

加熱し過ぎるとかぼちゃがぬか床の中で崩れてしまいます。

4:加熱したかぼちゃを冷水にくぐらせて冷ます

次に、加熱したかぼちゃを冷水にくぐらせて冷まします。

かぼちゃを熱いままぬか床に入れてしまうとぬか床が傷んでしまいます。

ですので、必ず冷ましてからぬか床へ入れてください。

冷水にくぐらせて冷ますことで、かぼちゃの表面のぬめりも取れますよ。

5:水気を拭き取ってぬか床に漬ける

冷ましたかぼちゃは、キッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。

これで、かぼちゃの下ごしらえができました。

下ごしらえをしたかぼちゃ

左側が厚めに切って加熱したかぼちゃ。

そして右側がスライスした生のかぼちゃです。

いよいよ、ぬか床に漬け込んでいきます。

あらかじめお手入れをしたぬか床に、かぼちゃをどんどん漬け込んでいきましょう。

加熱したかぼちゃをぬか床に漬けた様子

スライスかぼちゃは薄いので割れやすいです。

漬け込むときにバキッとならないように注意してください。

生のかぼちゃを漬ける様子

6分の1個程度漬けると、ぬか床の中がかぼちゃでパンパンに^^

かぼちゃをぬか床に漬けた様子

こんなに食べられないよ~って方は、量を減らしてくださいね。

かぼちゃを全て漬け込んだら、全体にぬかみそをかぶせます。

ぬか床に並んだかぼちゃ

かぼちゃが隠れるようにぬかみそをかぶせて、表面を手で平らにならしましょう。

綺麗にしたぬか床

あとは容器とフタを綺麗に拭いて、そのまま保存します。

と、ここでどれくらいの時間漬ければ良いのか気になりますよね。

かぼちゃのぬか漬けは、常温で半日程度漬けます。

もしも、ぬか床を冷蔵庫で保存しているなら1日程度が目安です。

6:ぬかみそを水で軽く洗い流す

常温で半日程度経ちました。

ぬか床からかぼちゃを取り出します。

ぬか床から取り出したかぼちゃのぬか漬け

取り出したかぼちゃの周りに付いたぬかみそを、水で軽く洗い流しましょう。

7:お皿に盛り付ければ出来上がり!

お皿に盛り付ければ、かぼちゃのぬか漬けの出来上がりです!

出来上がったかぼちゃのぬか漬け

見た目はあまり変化がありませんね。

続いて、かぼちゃのぬか漬けの作り方のポイントを3つご紹介します。

かぼちゃのぬか漬け・作り方の3つのポイント

かぼちゃを耐熱容器に入れたところ

かぼちゃのぬか漬けの作り方のポイントは次の3つです。

  1. 加熱し過ぎない
  2. 漬け過ぎない
  3. 加熱する場合はできれば鍋で茹でる

先ほどもお伝えしましたが、かぼちゃは加熱し過ぎないようにしてください。

少し硬めぐらいで止めましょう。

理由は、加熱し過ぎるとかぼちゃがぬか床の中で崩れてしまうからです。

加熱したかぼちゃと生のかぼちゃ

また、かぼちゃのぬか漬けを作る時は漬け過ぎないことも大切です。

かぼちゃのぬか漬け

かぼちゃを長時間ぬか床に漬け込むと、酸味がどんどん入り込んでいくのです。

すると、もの凄~く酸っぱいぬか漬けになってしまいます。

ですので、かぼちゃのぬか漬けを作る時は短時間でサッと引き上げましょう。

米ぬか美優

かぼちゃに、ぬかみその風味を軽く付けるぐらいがおすすめです。

また、かぼちゃは甘味があって美味しい野菜ですが同時にアクもあります。

ですので、かぼちゃを加熱する時はできれば鍋で茹でることをおすすめします。

ひとつかみの米ぬかを入れて鍋で茹でるとアクが抜けて食べやすくなるでしょう。

では、かぼちゃのぬか漬けはどんな味なのでしょうか。

かぼちゃのぬか漬けはどんな味?

かぼちゃのぬか漬けの味は…。

かぼちゃの甘味にぬかみその酸味と塩気が合わさった不思議な味です。

といっても、厚めに切って加熱したかぼちゃ生のかぼちゃ

当然ながら味は違います。

かぼちゃの甘味が強いのは、厚めに切って加熱したかぼちゃのぬか漬けの方です。

加熱して漬けたかぼちゃのぬか漬け

上の写真は、厚めに切って加熱して漬けたかぼちゃのぬか漬け。

「ホクホク感がありながら酸味が効いている」という、とっても不思議な味です。

そして、薄くスライスして生で漬けたかぼちゃのぬか漬けの味。

生のかぼちゃのぬか漬け

こちらはポリポリとした食感でおつまみのような味です。

どちらかというと、甘味よりも塩気を感じます。

でも正直に言うと、かぼちゃのぬか漬けの味はあまり好みではありません。

かぼちゃは煮物の方が美味しいですね。

米ぬか美優

ははっ、すみません。

どちらが好きかといえば、加熱した方が好きですが…^^

かぼちゃのぬか漬けは、味を楽しむというより食感を楽しむという感じです。

ぬかにゃん

正直だにゃん。

あくまでも私の個人的な意見です。

かぼちゃのぬか漬けがとっても美味しいという方もいらっしゃいます。

ですので、参考程度に捉えてください。

とはいえ、「かぼちゃをぬか漬けにすると栄養価がアップする」というメリットはあります。

ぬか漬けの栄養価についてはこちらの記事を参考にしてください。

⇒ぬか漬けの栄養成分表をチェック!野菜がパワーアップする不思議な伝統食

まとめ

お皿に盛ったかぼちゃのぬか漬け

今回は、かぼちゃのぬか漬けの作り方をご紹介しました。

かぼちゃのぬか漬けはレンジで加熱してから漬けるのか、それとも生で漬けるのか。

ご紹介した通り、かぼちゃのぬか漬けの作り方には、加熱してから漬ける方法と生で漬ける方法があります。

ぬかにゃん

かぼちゃを生で漬ける場合はスライスするんだにゃん。

かぼちゃのぬか漬けの味は不思議な味。

でも味の好みは人それぞれです。

あなたも試しに作ってみてください。

とっても美味しいと感じるかもしれませんよ。

米ぬか美優

かぼちゃのぬか漬けを作る時はぜひ、3つのポイントを押さえて作ってみてくださいね。

どんな味になるのか試してみるのも手作りのぬか漬けの楽しみ方です。

かぼちゃの他にも変わり種食材はいろいろあります。

ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね。

⇒ぬか漬け変わり種おすすめ食材一覧表・驚くほど個性的な美味しさが見つかるかも!?