「ぬか床が臭い!?」
「しかもシンナー臭がする!」
こんな経験はありませんか?
もしあなたのぬか床の匂いがシンナー臭だとすれば、
今回ご紹介する方法をためしてみてください。
きっと解決できますよ。
今回は、ぬか床のシンナー臭の解決方法についてお伝えします。
ぬか床が臭い!?心配でたまらない!
「ぬか床が臭い!?」
「まさか、大切に育てているぬか床が臭いわけがない。」
そう思いたくて、何度もぬか床の匂いをたしかめてみる。
でもやっぱりぬか床が臭い。
ぬか床が臭くても大丈夫
そんな時、心配でたまらなくなりますよね。
でも心配しなくて大丈夫です。
ぬか床が臭くなるのには必ず原因があります。
ぬか床のシンナー臭はよくあること
例えば、『ぬか床からシンナー臭がする』というのはよくあることです。
原因がわかればあとは対処すれば良いだけ。
ここは、あせらず騒がず冷静に対処しましょう。
では、シンナー臭を解決するにはどうすれば良いのでしょうか。
ぬか床のシンナー臭なら○○で解決できる!
ぬか床のシンナー臭なら『かき混ぜて温度を下げるだけ』で解決できます!
シンナー臭の原因は産膜酵母が増え過ぎている状態
なぜなら、シンナー臭の原因は産膜酵母が増え過ぎている状態だからです。
産膜酵母が増え過ぎている状態を無くせば、シンナー臭は解決できますよ。
産膜酵母は、ぬか床の表面に現れる酵母菌。
空気が好きなので、白い膜のようにぬか床の表面に存在しています。
産膜酵母が増え過ぎるとシンナー臭やアルコール臭がする
この産膜酵母が増え過ぎると、ぬか床からシンナー臭やアルコール臭がするようになるのです。
ですので、酸素が好きな産膜酵母を酸素の少ないぬか床の底の方へ移動させてあげましょう。
そして、保存場所の温度を下げることでも産膜酵母が増え過ぎることを防ぐことができます。
つまり、ぬか床を『かき混ぜて温度を下げるだけ』です。
産膜酵母が減ればシンナー臭やアルコール臭はしなくなる
産膜酵母が減ることで、ぬか床のシンナー臭やアルコール臭はしなくなりますよ。
ちなみに、空気が好きな産膜酵母が増え過ぎている時は、ぬか床の中は酸欠状態になっているともいえます。
ですので、ぬか床をかき混ぜて『ぬか床の中に空気を送り込んであげる』必要があります。
ぬか床の具体的なかき混ぜ方はこちらの動画をご覧ください。
でも、かき混ぜても温度を下げてもダメな時はどうすれば良いのでしょうか。
ぬか床がそれでも臭くてダメな時は?
ぬか床のシンナー臭は、たいていの場合『かき混ぜて温度を下げるだけ』で解決するハズです。
でもダメな時は、ぬか床の塩分が低い可能性があります。
ダメな時はぬか床に塩を足す
ですので、ぬか床に塩を足してあげましょう。
ぬか床に使う塩は、天然の塩がおすすめです。
味に深みが出ますよ。
足しぬかを入れるのもおすすめ
また、塩だけでなく、あらかじめ作っておいた『足しぬか』を入れるのもおすすめです。
足しぬかのやり方については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
⇒ぬか床の増やし方|手順や頻度は?気を付けるべき注意点もご紹介!
まとめ
今回は、ぬか床のシンナー臭の解決方法についてお伝えしました。
ぬか床のシンナー臭なら『かき混ぜて温度を下げるだけ』で解決できます!
それでもダメなら、ぬか床に塩を足しましょう。
ぬか床のお手入れをきちんと行って、美味しいぬか漬けを作ってくださいね。
「でも、ぬか床の正しい匂いってどんな匂い?」
そんな時はこちらの記事でぜひ解決してください。